「せかい」より先に、笑える「わたし」であれ。 「せかい」とは、対称性を有した「わたし」のこと。 いつでも、「わたし」と「せかい」は正反対。 ベンツが欲しい「わたし」の前には、 欲しがられるベンツという「せかい」が映る。 見る者が「わたし」なら、 「せかい」とは、見られるモノ。 聴く「わたし」の前には、聴かれる「せかい」が。 認識する「わたし」の前には、認識される「せかい」が。 ベンツが欲しい⇔欲しがられるベンツ 見る者⇔見られるモノ いつだって、例外なく、 「せかい」と「わたし」は正反対の鏡。 「せかい」とは、対称性を有した「わたし」のことだから。 そして、 それゆえに。 「せかい」よりも先に笑える「わたし」で無いと、 「せかい」は変わらない。 「せかい」が変わるのを待つのではなく、 笑えない「せかい」を、先に笑ってやるのだ。 鏡は先に、笑わないから。 僕が「わらわ~」という名前を付けたの