楽天は出版取次3位の大阪屋を傘下に収める。2013年6月4日に、日本経済新聞が報じた。7月にも大阪屋が実施する第三者割当増資を10億円前後で引き受け、3割超を出資する筆頭株主になる。増資には大手出版社なども一部を引き受ける予定という。 大阪屋と取引のある全国の約2000の書店で、インターネット通販の「楽天市場」で購入した書籍などを消費者が受け取れるようにする。 一方、楽天は同日、「一部報道で当社グループによる出資の言及があったが、当社から発表したものではなく、現時点で公表すべき事実はありません」とのコメントを発表した。