今回は、リモートUbuntuサーバーのDockerコンテナ上で起動しているGUIアプリの画面を、ホスト自身やローカルのMac/Windowsのディスプレイに表示させる方法についてまとめてみます。 筆者は環境構築を楽に済ませるためにDockerを利用することが多いのですが、デフォルトのDockerコンテナではGUIを表示させることができないので、画像の確認やGUIアプリが付属しているOSSの動作確認をするときに不便です。 そこでコンテナ内でX11対応のアプリを起動し、それをローカル側にforwardすることでGUIを表示させてみます。 ※ 2020/06/02 : 申し訳ないことにX11の仕様を誤解していました。解説の中でクライアント/サーバーが逆になっていた部分を修正しました。 【2021/02/07 追記】 今回紹介するX11 Forwardingは、手軽に使える反面、複数のウィンドウが