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ブックマーク / www.enpitu.ne.jp (2)

  • 活字中毒R。「熱く議論を主導するリーダー的な人」の現実

    『逃亡日記』(吾ひでお著・日文芸社)より。 (吾ひでおさんが自らのアシスタント時代を振り返って) 【インタビュアー:一般の認識だとその時代というのは、劇画の大ブームの中で手塚先生が対抗して『COM』の運動ができたみたいに思われてますけど、その辺の劇画と漫画の関係性はどうなんですか? 吾ひでお:ああ、劇画派、漫画派っていうのはあったね。明確に。 インタビュアー:吾さんはもちろん……。 吾:オレは漫画派で。劇画やっているやつは頭悪いって思ってた(笑)。 インタビュアー:佐藤プロに行った人は劇画派ですよね。 吾:彼は桑田次郎さん風の絵柄だけど、他のマシンガンを描いてるほうね(笑)。そういう絵を描いているやつは頭悪いって。 殺し屋ばっかり出てきて拳銃の撃ち合いして、眉毛異常に太いし。知能低いと思ってた(笑)。 当時は喫茶店のモーニングサービスに間に合うように行って、パンと卵をべて、

  • 活字中毒R。 - 「悩むこと」と「考えること」の違い

    『孤独と不安のレッスン』(鴻上尚史著・大和書房)より。 【不安とトラブルは違うと書きました。 そもそも、「考えること」と「悩むこと」は違うのです。 僕は22歳で劇団を旗揚げしました。今と違って、学生劇団からプロを目指すなんて、誰もやっていませんでした。当然、旗揚げの時は、不安でした。 早稲田大学演劇研究会という所にいたのですが、先輩が、僕に、「鴻上、劇団、どうするの?」と聞いてきました。 「今、どうしようか考えているんですよ。旗揚げしたほうがいいのか、やっていけるのか……」 と答えると、その先輩は、 「考えてないじゃん、悩んでるんだろう」 と言いました。えっ? という顔をすると、先輩は、 「考えることと悩むことは違うよ。考えるっていうのは、劇団を旗揚げして、やっていけるのかどうか――じゃあ、まず、今の日の演劇状況を調べてみよう。自分がやりたい芝居と似たような劇団はあるのか、似たような劇団

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