ヤマハ(株)は17日、SOHOや企業の中小規模ネットワークでの使用を想定したVPN対応ブロードバンドルータ『RT107e』を10月初旬に発売すると発表した。価格は7万1400円。 RT107eは同社が2001年10月に発表した『RT105e』の発展モデルという位置づけ。同社の中小規模向けVPN対応ルータではこれまで2004年12月に発表された『RTX1100』があるが、相違点はWAN側端子がシングルポート(10/100BASE-TX)、VPN拠点数が最大6点(RTX1100は30点)と少ないこと。暗号化処理(DES/3DES/AES+IKE)をハードウェア処理とし、片方向50MbpsのVPNスループット(IPsec、AESまたは3DES+SHA1での計測)を持つ点は共通。 ヤマハでは、数ヵ所の拠点をインターネットやエントリー型のIP-VPN網経由でつなぐ使用法のほか、すでに同社のオールイン
iptablesによる負荷分散とDoS対策:習うより慣れろ! iptablesテンプレート集(3)(1/4 ページ) 第1回ではfilter、第2回ではnatテーブルを主に使用したiptablesのテンプレートを紹介しました。今回は、mangleテーブルを利用したテンプレートや以前紹介したテンプレートを応用した負荷分散方法、DoS対策を紹介します。 mangleテーブルによるQoS mangleは、特別なパケット変換に使われるテーブルです。mangleテーブルを用いることで、IPv4パケットのIPヘッダ中で定義されているTOS(Type Of Service)フィールドの値を書き換えることができます。TOSフィールドはパケット処理の優先度付けに利用され、通信品質を制御するQoS(Quality of Service)を可能にします。 ただし、iptables自身にTOSフィールドの値で通信
世界を席巻する“Skype”とは何か? 「Skype(スカイプ)」という便利なソフトウェアをご存じだろうか? Skypeは、インターネットを通じて音声通話や文字によるチャットなどが行えるコミュニケーション・ソフトウェアである。Peer to Peer(以下PtoP)モデルのファイル交換ソフトウェアとして著名なKaZaaの開発元が、それまでに培ってきたPtoP技術を生かして開発したソフトウェアがSkypeである。インターネットを介した音声通話やチャットというと、以前からYahoo ! MessengerやMSN Messenger/Windows Messengerなどのインスタント・メッセージング・ソフトウェア(以下IMソフトウェア)が提供されているが、Skypeはこれらにはないさまざまな特徴がある。 Skypeは、インターネットを介して音声通話や文字によるチャット、ファイル転送などを可能
フュージョン・コミュニケーションズは6月6日、ルクセンブルグのSkype Technologiesとゲートウェイ装置の共同開発で合意したことを明らかにした。フュージョンは今秋にもSkypeの技術を利用した通話サービスを始める計画だ。 これまでSkypeは専用のID番号を使って利用する必要があったが、電話番号が利用できる「SkypeIn」が4月に開始され、固定電話からSkypeに電話がかけられるようになった。フュージョンはこのサービスと同社のIP電話サービス「Fusion IP-Phone」とを組み合わせ、Fusion IP-Phoneの電話番号(050番)でSkypeが利用できるようにする。 これにより、Fusion IP-Phoneのユーザーは「SkypeをダウンロードしたPCを使えば、どこからでも会社の電話番号を使って通話できるようになる」(フュージョン)という。例えば出張先のホテルや
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