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ブックマーク / diesixx.hatenablog.com (5)

  • 初恋の呪い―『ローラ』(ジャック・ドゥミ) - Devil's Own

    Lola/1961/FR 『ローラ』はジャック・ドゥミ監督の長編第1作だ。ドゥミと聞くと『シェルブールの雨傘』や『ロシュフォールの恋人たち』に代表されるめまいがするような色彩感覚と甘いメロディーに彩られたミュージカル映画を思い起こす人も多いとおもう。『ローラ』はモノクロ映画でミュージカルでもないが、港町、水夫、シングルマザー、踊り子などドゥミ作品における主要なモチーフは、ほぼすべてそろっている。今でこそ国内でソフト化され、上映される機会も増えたが、完成から長い間日で『ローラ』を見るチャンスはごく限られていた。「ヌーヴェルヴァーグの真珠」と評したジャン=ピエール・メルヴィルをはじめ、名だたる映画作家が贈る賛辞を聞いては、想像し、恋い焦がれるほかない「夢のフィルム」だった。日での初公開は1992年だが、当時7歳の私はもちろん見ていない。 私が初めて『ローラ』を見たのは2007年3月20日。

    初恋の呪い―『ローラ』(ジャック・ドゥミ) - Devil's Own
    mtgg
    mtgg 2015/01/28
  • 2013年によく聞いた音楽 - Devil's Own

    例のごとく音楽もひっそりとふりかえります。あいかわらず発見や面白みのないラインアップです。なにしろ10代のころから音楽趣味がほとんど変わらないのです。 COMEDOWN MACHINE アーティスト: STROKES出版社/メーカー: RCA発売日: 2013/03/15メディア: CD クリック: 12回この商品を含むブログ (20件) を見る ストロークス起死回生の5作目。まだ自分がストロークスに夢中になれるなんて。ファーストは15歳の私に、コロンブスの卵のような明快さでロックンロールを「思い出させて」くれました。今回の5枚目は久々にその感覚を思い出した。セカンドに少しだけあった横ノリ曲も増えて大満足のでき。最高。かっこいい。MBV アーティスト: My Bloody Valentine出版社/メーカー: MBV発売日: 2013/03/04メディア: CD購入: 5人 クリック:

    2013年によく聞いた音楽 - Devil's Own
  • Bボーイじゃない私が好きだった日本語ラップ16曲プラス1 - Devil's Own

    私が中高生だった2000年代前半は、日語ラップがすごく流行っていました。日語ラップというと「悪そうな奴はだいたい友達」というZEEBRAの有名なフレーズを連想する人も多いとおもいます。確かに学校内のイケてる連中はみんなだぼだぼの服を着て、日語ラップを聞いてカラオケでもラップしてました。私はというとふだんからsyrup16gを聞いている屈した高校生でしたが、実は日語ラップもわりとよく聞いていたんですね。友達がラップをしていたというのも大きいですが、単純にかっこいいし新鮮に思えた。最近、なつかしくなって聞き返したりするので、その時聞いていた日語ラップの楽曲をここにまとめておきたいとおもいます。もし日語ラップに対してステレオタイプなヤンキーイメージを持って聞いていない人がいたら、もったいないのでぜひ聞いてみてください。 『Groovin'』(EAST END×YURI) 『DA.Y

    Bボーイじゃない私が好きだった日本語ラップ16曲プラス1 - Devil's Own
    mtgg
    mtgg 2013/09/25
  • さようなら2012(映画編) - Devil's Own

    今年の劇場観賞数はちょうど延べ100、再見やリバイバル上映を差し引いて93でした。学生のころ以来、久々に年間100を達成できた(対象作品はこんな感じ)。今年も良作が多くて当に悩みました。ではことしの10を。 1.『桐島、部活やめるってよ』(吉田大八) "The Kirishima Thing"2012/JP 2.『サニー 永遠の仲間たち』(カン・ヒョンチョル) "써니(Sunny)"2011/KR 3.『ロボット』(シャンカール) "Enthiran(Robot)"2010/IN 4.『ミッドナイト・イン・パリ』(ウディ・アレン) "Midnight in Paris"2011/FR-ES 5.『フランケンウィニー』(ティム・バートン) "Frankenweenie"2012/US 6.『小悪魔はなぜモテる?!』(ウィル・グラック) "Easy A"2010/US 7.『プロメ

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  • 映画『先生を流産させる会』の改変問題について考える - Devil's Own

    内藤瑛亮監督の自主映画『先生を流産させる会』の一般公開が決まった。剣呑としたタイトルから公開は危ぶまれていたが何とかがんばってくれたようだ。私は昨年のカナザワ映画祭で大畑創監督の『へんげ』(こちらも公開が決定。大のつく傑作です。)と2立てで見て、このブログにも書いた。『先生を〜』は昨年の極私的な映画ベスト10の中に唯一ランクインした日映画である。よくできているとおもうし面白いので万人受けはともかく興味を持った人にはおすすめです。 公開決定とほぼ同時にネットでは批判の声が。予想通りというべきかタイトルが一人歩きするという現象が起こってしまった。 マジキチすぎる映画 『先生を流産させる会』劇場公開決定:キニ速 http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/3317891.html 「まともな神経してたらこんなタイトルの映画みようと思わないよな」「こんな

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