日本マイクロソフトが技術とアイデアで新しいビジネス領域にチャレンジするスタートアップ企業を支援するプログラム「Microsoft Ventures」の活動が、この春から日本でも本格化している。 それを指揮するのは、「Microsoft Azure」など同社のテクノロジーのエバンジェリストとして知られる砂金信一郎氏だ。その狙いを聞いた。 by 馬場美由紀 (CodeIQ中の人) スタートを切れない起業家予備軍や歩き始めたベンチャーを積極支援 日本マイクロソフトが世界規模で展開する、起業家支援プログラムは多岐に及ぶ。例えば、スタートアップ企業に開発環境の無償提供やビジネス支援を行うプログラム「BizSpark」は、2008年からスタート。この5年間で世界165カ国、85,000社以上の新興企業を支援してきた。2012年にはスタートアップを資金面で支援するためのシードファンド「Bing Fund