少し前に、「童貞」をいじる(揶揄・侮蔑の対象とした言論活動)ことはセクシュアルハラスメントにあたるのか?という問題がインターネット上で話題になりました。 発端は、フリーライターのはあちゅう(伊藤春香)氏が過去に自身が受けたセクハラ・パワハラ被害を告発したことでした。この告発には大きな支持が集まったものの、kyoumoe氏による伊藤氏の過去の「童貞いじり」を含むセクシズム的な言説に苦言を呈する記事が書かれ、これに対する伊藤氏の反応が「セクシズム言説の自己正当化」と受け取られたことで、一転して伊藤氏に対して批判が集中しました。伊藤氏は「童貞いじり」について一端謝罪する記事を書きましたが、「本意ではなかった」として後に撤回しています。一連の流れはHagex氏によってこちらの記事にまとめられています。 「セクハラやパワハラ被害を訴えた人が別の場面で差別的発言やハラスメントをしていた場合、ハラスメン