ブックマーク / endohiromichi.hatenablog.com (3)

  • 臨時休校はこうやって決めています。 - 教育長ブログ

    市では、3, 4, 5月と学校の臨時休校を行っていますが、今回は、その臨時休校をどのように決めているかをご紹介します。一つの事例としてご覧頂ければ幸いです。 熊市の場合は、毎回「教育委員会会議」で議論をして決めることにしています。制度上は会議を開かずに教育長が決めることもできますが、長期にわたる臨時休校は、子供達の学ぶ権利に関わる重要な事項なので、教育委員や事務局職員と議論をした上で決めることが必要だと考え、会議を開いています。 会議はすべて公開なので、最初から最後までテレビカメラや新聞記者が取り巻く中で、このような議論をしています。議事録だけでもけっこう長いですが、実際には、会議にかける前に事務局内でも様々な検討をした上で会議を開いているわけです。 こうした決定過程を公開することも大事だと思いますし、国が言ったから休校にしているのではないかという議論も目立ちますが、決して言われるま

    臨時休校はこうやって決めています。 - 教育長ブログ
  • 文科省通知の読み方 - 教育長ブログ

    新型コロナウイルス対策に関連して、連日のように文科省からの通知が発出されています。教育委員会や学校の皆様も、日々どんな通知が出てくるのか、気になっていると思います。 しかし、文科省の通知は、その読み方を知らないと、一言一句に過度に振り回されてしまいます。すると、文科省が意図している以上のことを読み取ってしまい、「そんなの無理だ」とか「そんなのは国の仕事ではない」などと、無用の反感を持ってしまうことにもなりかねません。 実は、文科省の通知は、説明、修飾、例示が多く、「絶対にやってください」という部分は、全体の分量からするとさほど多くありません。通知を読む時のルールを知った上で読めば、だいぶ精神的に楽になるのではないかと思います。 (文科省通知を読む時のルール) 〇「など」「例えば」「たり」→ 例示なので、別のことでもいい。 〇「等」→ それだけでなく、別のものも含む。 〇「場合には」「必要に

    文科省通知の読み方 - 教育長ブログ
  • 新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の学習指導について - 教育長ブログ

    今日の文科省の通知「新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の学習指導について」は、ずいぶん思い切ったなという印象です。 日教育史に残る通知になるでしょう。緊急事態とはいえ、文科省がここまで正面から「授業しなくてもいい」と認めるとは。 ・・・ 家庭学習が以下の要件を満たしており、児童生徒の学習状況及び成果を確認した結果、十分な学習内容の定着が見られ、再度指導する必要がないものと学校長が判断したときには、学校の再開後等に、当該内容を再度学校における対面指導で取り扱わないこととすることができること。 <要件> ① 教科等の指導計画に照らして適切に位置付くものであること。 ② 教師が当該家庭学習における児童生徒の学習状況及び成果を適切に把握することが可能であること。 ・・・ もちろん、そうしなければ、休校が長引く地域は「全員留年する」という結果になりかね

    新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業等に伴い学校に登校できない児童生徒の学習指導について - 教育長ブログ
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