印刷 関連トピックス菅直人参議院選挙原子力発電所 「総理を辞すると決意したのは、何か間違ったことをやったから責任を取るということはまったくありません。まったくありません――」。菅直人首相は23日の参院財政金融委員会でそう声をあげ、辞任決断に至った理由を語った。たちあがれ日本の中山恭子氏の質問に答えた。 首相は、6月2日の内閣不信任決議案採決前の党代議士会での「辞任表明」の発言について、「多くの仲間が(不信任案に賛成して)造反すると、内閣として機能しなくなってより混乱を国民に与えることになる」と説明。辞任時期とした原発対応などでの「一定のめど」について責任を果たしたとし、「党内に向けての約束をきちっと果たすことが、まさに政治家のけじめだ」と答弁した。 関連記事内閣不信任決議案を否決 衆院本会議(6/2)〈ロイター〉内閣不信任決議案が否決、反対293票・賛成152票(6/2)〈ロイター〉内