超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか 著者:リチャード・ワイズマン 出版社:文藝春秋 ジャンル:哲学・思想・宗教・心理 超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか [著]リチャード・ワイズマン このヘンテコリンな本の著者は英国で人気の高い心理学者である。見えてはいけない幽霊を見えるようにする実践的なハウツー本と思わせておいて、じつは超常現象撲滅のキャンペーンを張るといった野暮(やぼ)な企(たくら)みではなく、私たち人類がついに幽霊という実体も根拠もない存在を創造するに至った「心の進化」を検証する。 本書の読みどころは二つ。まずは、今から見れば単純な心理作用にも思えてしまう幽体離脱、念力、交霊などの現象が、人々に簡単に信じ込まれた理由を示すパート。心霊写真を開発した科学者が息子と妻の臨終を待って「魂」の撮影に挑んだ話や、瀕死(ひんし)の患者を天秤(てんびん)に乗せて魂の重さを量った医師の話
インスタントみそ汁などに使われるフリーズドライ(真空凍結乾燥)の方法でラットの精子を5年間保存し、子を誕生させることに京都大チームが成功した。凍結保存に比べてコストが低く、災害などにも強い。米科学誌プロスワンで10日発表した。 フリーズドライ法は食材などを凍らせた後、気圧を下げて水分を飛ばす保存技術。水を加えるだけで戻すことができる。 京大の金子武人特定講師(生殖工学)はラットとマウスの精子をフリーズドライにし、ラットは5年間、マウスは3年間、冷蔵庫で保存した。水で戻してから卵子に顕微授精し、健康な子どもをつくった。成功率は新鮮な精子とほぼ同程度だった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今なら最大2カ月無料!サービスのご紹介はこちら関連記事遺伝子異常のマウスから正常iPS細胞 京大など成功(2/11)〈WEBRONZA〉iPS
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