3月、米ニューヨークの繁華街「タイムズスクエア」をサムスンの看板が占拠した=畑中徹撮影 【ニューヨーク=畑中徹】米アップルの株価が下がり続けている。17日の米株式市場でも急落し、400ドルを約1年4カ月ぶりに割りこんだ。次のヒット商品をなかなか見いだせていないからだ。韓国サムスン電子などライバルの攻勢も激しくなっている。 アップルの株価は一時、398ドルまで下げた。部品を納めている半導体メーカーが業績見通しを下げたため、「23日に発表するアップルの業績もさえない」と受け取られたという。 スマートフォン「iPhone(アイフォーン)5」を昨年9月に売り出した時は最高値の705ドルに達した。今は「iPhoneやiPad(アイパッド)に続く成長エンジンが見えてこない」(米アナリスト)とみられている。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする
【北京=栗原守】中国の新聞・テレビで連日、米アップルの中国の消費者に対するサービスが悪いと批判する報道が続いている。 問題の発端は、3月15日に放送された中国国営の中央テレビ(CCTV)の消費者保護を訴える番組。番組はアップルの販売店が「無償修理期間中に故障した際は新製品に取り換えるはずなのに、部品交換で対応していた」などと指摘した。 これをきっかけに「中国の消費者だけが差別的な扱いを受けている」という非難の声が広がった。アップルは「中国の法律を順守して、世界の他国と同じ修理規定を提供している」(23日)などと声明を出した。 しかし、中国共産党の機関紙「人民日報」は、25日から「アップルの比類のない傲慢な態度」などと批判する記事を5日連続で掲載。30日には新華社通信が「(アップルは)中国の消費者に心から謝るべきだ」とする、中国消費者協会の指摘を配信した。
【ニューヨーク=越前谷知子】米調査会社IDCは12日、米アップルのタブレット型多機能情報端末「iPad(アイパッド)」の出荷台数が今年初めて、米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載端末に逆転されて2位になるとの見通しを発表した。 タブレット型端末向けOSの世界シェア(市場占有率)で、「iPad」のOS「iOS(アイオーエス)」は2012年の51・3%から13年に46・0%に低下する一方、アンドロイドは46・3%から48・8%へ上昇するという。 13年のタブレット端末の出荷台数見通しは、低価格商品の販売増が見込まれるとして、前回予想の1億7240万台から約1億9090万台へ上方修正した。
出そろった大型タブレット 【長崎潤一郎】日本マイクロソフト(MS)は1日、自社ブランドのタブレット端末「サーフェス」を15日から売り出すと発表した。画面は10・6型で、米アップルの「iPad」とほぼ同じ。他社も相次ぎ10型前後の端末を発表し、「iPad包囲網」ができつつある。 「ノートパソコンとしても使える。他のタブレットと比較にならないほど価値は高い」。日本MSが都内で開いた発表会で、樋口泰行社長は、キーボードになる専用カバーを付けたサーフェスを手に登場。遊びだけでなく、ワードやエクセルなどのビジネスソフトも使える「1台2役」をアピールした。 基本ソフト(OS)に「ウィンドウズ8」の派生版「RT」を搭載。記憶容量32ギガバイトの機種は4万9800円で、同容量のiPadより1千円安い。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の
【ニューヨーク=畑中徹】1日のニューヨーク株式市場は、米景気の回復期待から、大企業で構成するダウ工業株平均は値上がりした。前日より35・17ドル(0・25%)高い1万4089・66ドルで取引を終え、史上最高値(終値ベースで1万4164・53ドル)に迫った。 ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より9・55ポイント(0・30%)高い3169・74だった。 関連記事NYダウ、1万4000ドル台を回復(2/23)NYダウ、108ドル安 3営業日ぶり下落(2/21)NYダウ1万4000ドル台回復 5年4カ月ぶり高水準(2/13)NYダウは48ドル高 米経済統計を好感(2/9)NYダウ、一時1万4千ドル台 5年3カ月ぶり(2/2)NYダウは35ドル安 利益確定売りで(2/14)1万4000ドルを一時突破 NYダウ、5年3カ月ぶり(2/2)NYダウ終値44ドル安 1万4千ドル目前で足踏
【ニューヨーク=畑中徹】米アップルは29日、主力のタブレット端末「iPad(アイパッド)」に、これまでの機種の容量の2倍となる128ギガタイプを追加し、日米などで2月5日から売り出すと発表した。 新商品の画面サイズは、これまでと同じ9・7インチで、高精細なディスプレーを搭載する。日本での価格は6万6800円から。昨年11月に発売した「第4世代」は4モデルになる。これまでは64ギガタイプが最大容量だった。 関連記事米アップル、純利益伸び悩む 12年10〜12月期(1/24)米アップル株、終値で500ドル割れ(1/16)モデルも等身大で映るディスプレー シャープ90型液晶(11/25)アンドロイド、iPad上回る 10月、タブレット端末(11/8)サムスンが躍進、アップル減少 タブレット端末市場(11/7)米アップル、純利益24%増 「iPhone」好調(10/26)「iPadミニ」発表か
関連トピックスヤフーiPhoneソフトバンク ソフトバンクが31日発表した2012年9月中間決算は、「iPhone(アイフォーン)」の販売が好調で、営業利益は前年同期比7.9%増の4027億円となり、中間期では7期連続の最高益だった。 売上高は同3.3%増の1兆5861億円で3期連続で過去最高を更新。純利益は同22.0%減の1694億円で、前年同期に計上した米ヤフー株の売却益などがなくなったとしている。 通期の営業利益は、前年の6752億円に対して、「7千億円を確実に上回る」(孫正義社長)との見通しを示した。 関連記事ソフトバンクに1.5兆円融資へ 大手3行、買収資金(10/13)携帯契約純増数、ソフトバンク1位 iPhone5効果(10/5)iPhoneのテザリング、ソフトバンクも 1月から(9/19)iPhone5発売でLTEへ KDDI・ソフトバンク(9/13)ソフトバンク、携
iPhone 5からDockコネクタがなくなってボクたちは泣いた:牧ノブユキの「ワークアラウンド」(1/2 ページ) Dockコネクタ対応新製品を投入する勇気というかなんというか iPhone 5が発売になり、画面の大型化や本体のスリム化といった外観上の変化のほか、LTE採用によるデータ通信速度の向上やテザリング対応、また、Appleオリジナルの地図アプリにおけるランドマークの少なさや数多くの誤記が、話題の中心になった。 しかし、ハードウェアの変化で業界関係者が最も注目するのは、これまで長きにわたって用いてきたDockコネクタを廃止して、新しい「Lightningコネクタ」に変更したことだろう。小型化したことで基板にも実装スペースの余裕ができ、また裏表のないリバーシブル仕様になって取り回しも向上している。 その一方で、従来のDockコネクタが使えなくなったので、ユーザーは新たにケーブルを調
ソフトバンクによる米スプリント・ネクステル(以下スプリント)の買収は2012年10月15日、両社が合意したことでほぼ現実のものとなった。既に、買収の背景にある市場シェアや資金繰りなどは多く報じられている通りだ。本記事では、今回の買収協議に至った背景や、この買収交渉の見方について、7つの観点から整理してみたい。 (1)スプリントにとっては、ウェルカム スプリントは、数年来事業不振に陥っていたが、加入者数やARPUの回復基調が見られ、昨年より最悪期を脱しつつあるように見える。財務面では黒字体質になり切れていないものの、昨今の株価推移にも現れている(関連ページ)。 一方で、スプリントは米国における携帯電話事業者として売上高は3位とはいえ、上位“2強”(米ベライゾン・ワイヤレス、米AT&T)との差は大きく、容易には埋まらない。加入者数やARPUなど、直接的な経営数値だけでなく、ネットワーク品質の評
関連トピックススティーブ・ジョブズiPhoneアップルグーグルマイクロソフト 米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は28日、今月発売したスマートフォン(多機能携帯電話)の新機種「iPhone(アイフォーン)5」の地図機能について、「最高の経験をもたらすという約束には届かないものだった。極めて申し訳ない」と利用者に謝罪する声明を発表した。 クック氏は精度を高めていく間、他社のサービスを使うことも勧める。同社のソフト配信サービス「アップストア」を通じて米マイクロソフトの「Bing(ビング)」や「マップクエスト」のソフトを入手できるほか、米グーグルのウェブサイトからマップを開くこともできる。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事iPhone5にホテル業
関連トピックススティーブ・ジョブズiPhoneアップルKDDIソフトバンク 米アップルは17日、今月21日に発売するスマートフォン(多機能携帯電話)の新機種「iPhone(アイフォーン)5」の予約注文が、受け付け初日の14日に200万台に達したと発表した。昨年10月、予約初日に100万台だった前機種「iPhone4S」の2倍となり、同社製品の過去最高記録を塗り替えた。 予約注文は日米欧など9カ国・地域で始まった。4Sよりも細長く、薄くて軽いのが特徴。日本ではソフトバンクモバイルとKDDIが販売。予約が初回出荷台数よりも多かったため、一部配送は10月にずれ込む可能性があるという。(ニューヨーク=畑中徹) 関連記事米アップル株、最高値を更新 iPhone5好感(9/14)iPhone5、脱グーグル マップもユーチューブも(9/13)iPhone5、画面は大きく機能充実 21日発売(9/13
【サンフランシスコ=小谷野太郎】米アップルは12日、高機能携帯電話(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)」の新型機「5」を発表した。 今月21日から日米欧など9か国・地域で発売する。 アイフォーン5は、前モデルの「4」を発売した2010年6月から約2年3か月ぶりの全面刷新になる。 高精細パネルを採用した画面の大きさを4インチ型と、これまでの3・5インチから一回り大きくした。本体の薄さは前モデル比約18%減の7・6ミリ、重さは同20%減の112グラムと、これまでのアイフォーンで最も薄く、軽くなった。また、次世代高速通信(LTE)に対応し、動画なども取り込みやすくした。米国での販売価格は199ドル(約1万5500円)から。 市場が急拡大するスマートフォンを巡り、アップルは、韓国サムスン電子など米グーグルの基本ソフトを搭載したメーカーと激しく争っている。米国では今年7月ごろから、アップ
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