日立製作所が製造した鉄道車両の陸上輸送が5日午後、山口県下松市で行われた。 交通量の多い日中に陸送されるのは異例だ。 日立は鉄道車両の製造を主力事業の一つとしており、下松市に主要工場がある。「ものづくりの街」をアピールしたい下松市の依頼で実施した。この日は、英国の高速鉄道向けに製造した車両(全長約25メートル)を市内の港までトレーラーで運搬した。
巨額の投資に見合う効果を上げられるのか。採算性や必要性について十分な議論を尽くしたとは言い難い決着である。 与党の作業部会が、北陸新幹線で未着工の福井県・敦賀から大阪への延伸ルートを決めた。福井県・小浜と京都を経由する「小浜―京都案」だ。 2031年に着工し、46年の完成を見込む。東京―大阪間を結ぶ北陸新幹線は、災害時対応の観点から全線開通の必要性を指摘する声がある。ただ、今回の計画でも完成は今から30年後で、リニア中央新幹線の大阪延伸より後だ。 140キロに及ぶ小浜ルートの建設費は2兆700億円と試算され、原則として国が3分の2、自治体が3分の1を負担する。 北海道、九州でも新幹線の建設が進み、財源の確保は容易ではない。北陸新幹線の延伸を今から確定させることには疑問が残る。 作業部会では、滋賀県・米原で東海道新幹線に接続する「米原案」、京都府舞鶴市を通る「舞鶴案」と併せて3案を検討した。
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