千葉県野田市で小学4年生の女の子が死亡し、41歳の父親が傷害の疑いで逮捕された事件で、女の子が「父からいじめを受けている」と訴えた小学校のアンケートのコピーを市の教育委員会が父親からの要求を受けて渡していたことがわかりました。 野田市などによりますと、心愛さんはおととし11月に当時通っていた小学校で行われたアンケートで「父からいじめを受けている」と訴え、1か月余り児童相談所に一時保護されました。一時保護が解除されたあとの去年1月栗原容疑者が小学校を訪れ「娘に暴力は振るっていない」とか「人の子どもを一時保護といって勝手に連れて行くのはおかしい」などと抗議したうえで、アンケートの回答を見せるよう強く求めたということです。 学校側は「個人情報なので本人の同意もない中、父親でも見せることはできない」と拒否しましたが、その3日後に栗原容疑者が心愛さんの同意を取ったとする書類を持って市の教育委員会を訪