北朝鮮の食糧不足、今年は84万トンの見通し 【ソウル2日聯合ニュース】北朝鮮による核実験などのために、国際社会の人道的な対北朝鮮支援が進まず、北朝鮮では今年、最低栄養摂取量だけでも最大約84万トンの食糧が不足する見通しだ。 企画財政部と韓国開発研究院、韓国農村経済研究院が2日までに明らかにしたところをまとめると、政府と国際機関は北朝鮮の今年の穀物生産量が429万~486万トンにとどまる半面、穀物需要量は最低513万~542万トンで、食糧不足分は56万~84万トンに達するとみている。特に3月には北朝鮮が米国からの33万トンの食糧援助を拒否しており、これも含めると予想不足量は117万トンまで膨らむ。また、こうした数値は世界保健機関(WHO)推奨摂取量の1人当たり1日2130キロカロリーの約75%に当たる1600キロカロリーを基準に算出したもので、正常な摂取量からすると不足量はそれ以上だ。 世界
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