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ブックマーク / interdisciplinary.hateblo.jp (64)

  • MizuhoH(_keroko)氏に対する疑問 - Interdisciplinary

    すいません、不躾な言い方をしますと「ほんとそういう所だぞ」です。つまり、言いたいことがおありのようですが、説明や言葉を尽くすカロリーをなぜか節約する。そして、ニセ科学/医療を標榜する方は、その傾向が強い印象があります。でも困るし、だいたい失礼ですよね。— MizuhoH (@_keroko) November 3, 2018 すいません、不躾な言い方をしますと「ほんとそういう所だぞ」です。つまり、言いたいことがおありのようですが、説明や言葉を尽くすカロリーをなぜか節約する。そして、ニセ科学/医療を標榜する方(原文ママ)は、その傾向が強い印象があります。でも困るし、だいたい失礼ですよね。 との事ですので(強調は引用者による)、言葉を尽くして、疑問を呈します。 対象は、下記つぶやきです。 ニセ科学・ニセ医療バスターの方々は結局、情報を選択する個人の責任にするから、だんだん発言が右傾化するんです

    MizuhoH(_keroko)氏に対する疑問 - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2018/11/04
    "「」のなかの文章"はニセ科学批判を批判する者へのレッテルだと思うので批判はあってもおかしくないと思うが、その直後に自分でニセ科学批判者へのレッテルを貼るのだから頭が痛い。「ほんとそういう所だぞ」です。
  • 「リスク」とは「害」や「不利益」の事では無い - Interdisciplinary

    NATROMせんせい、リスクじゃなくて「害」という言葉をつかうのはナンデなのかしら。 たとえば「すべての予防接種には害がある」という言い方をされたりするんやろか。https://t.co/NS4z4tR1ek— flurry (@flurry) October 31, 2018 このような意見を見かけました。 NATROMせんせい、リスクじゃなくて「害」という言葉をつかうのはナンデなのかしら。 このかたは、疫学におけるリスクの概念について、ご存知では無いようです。 疫学においてリスク(危険:risk)とは、 好ましく無い事象の起こる確率 を表す用語です。疫学の教科書から引用してみましょう。 risk リスク(危険) あらかじめ規定された期間内に特定の事象が生じる確率.疾患発症のリスクは累積罹患率で測定される. これは、『しっかり学ぶ基礎からの疫学』の用語解説の文です。また、『今日の疫学 第

    「リスク」とは「害」や「不利益」の事では無い - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2018/11/02
    この方が「検診に害はある」の「害」が不適切であるかのように言うのは「リスク」の概念が分かっていないというよりも、まさに「そもそも検診にどのような害があるかすら、理解できていません」であるからだと思う。
  • 菊池誠氏の主張 “甲状腺検査で見つかった癌は殆どが無症状の微小癌」” は誤っている - Interdisciplinary

    菊池さんが、次のような発言をなさっていました。 被曝影響で甲状腺癌は増えませんよ。甲状腺検査で見つかった癌は殆どが無症状の微小癌ですから、スクリーニング効果と過剰診断です。検査の犠牲者です。あのような倫理的に問題のある検査なんてやってはならなかったのですよ。誰が責任を取るのですかね。医大ですか、検討委員会ですか— kikumaco(10/29ベアーズ) (@kikumaco) October 28, 2018 甲状腺検査で見つかった癌は殆どが無症状の微小癌ですから、 端的に言って、これは誤っています。論証は簡単です。 www.jstage.jst.go.jp ↑これは、鈴木眞一氏による、福島県における検診発見の甲状腺がんの取り扱いについてのまとめです。 ここに、次のような文があります。 術後のTNMでは T1 59.2%(T1a 34.4%,T1b 24.8%),T2 1.6%,T3(EX

    菊池誠氏の主張 “甲状腺検査で見つかった癌は殆どが無症状の微小癌」” は誤っている - Interdisciplinary
  • 疫学指標の図示――生存割合や死亡割合 - Interdisciplinary

    NATROMさんによる学習記事 d.hatena.ne.jp d.hatena.ne.jp 反応を見ると、やはり、疫学上の各指標を勘違いしている人がいる様子。 という事で、検診などの文脈でよく用いる指標について、理解の助けとすべく、図示してみます。 2018年10月24日追記:コメントでご指摘頂いたので追記。各図において、同色で濃さが異なるように見えると思いますが、これは、絵文字男女を区別しているのでそう見える、という事で、濃さで何らかの情報を区別している訳では無い――男女という属性は区別しているが、記事の説明には関係しないのを、ここに付記しておきます。 危険人口 危険人口は、ある疾病に罹る可能性を持つ集団の事です。たとえば、子宮がんを対象とする場合は女性、前立腺がんを対象とする場合は男性に限定したり、既に対象の疾病に罹っている人は除外したりします。 対象疾病の発見 危険人口の中で、疾

    疫学指標の図示――生存割合や死亡割合 - Interdisciplinary
  • 検診における、「生存率が○○倍に」という表現の罠――ガッテン!と尾道方式 - Interdisciplinary

    ガッテン! 2018年10月18日追記:番組名を旧名にしていたので修正しました twitterを見ていて、来週、このような番組が放送されるという事を知りました。 www9.nhk.or.jp 引用します。 死亡者数が年々増加している、すい臓がん。早期発見できる確率が極端に低く、がんの中でも特に恐ろしいがんとされています。ところが、その生存率を全国平均の約2倍にまで高めている町が!それは広島県尾道市。ここでは、町の開業医が「ある検査」を使って超早期のすい臓がんを次々と発見、多くの患者の命を救っているんです!私たちにとって身近なその検査とは!?2万7千人分もの検査画像を検証し見つけ出された、すい臓がんを早期発見するための“サイン”を大公開! 番組は、NHKの『ガッテン!』で、内容は、これまで早く見つける事が困難であった、たちの悪い病気である膵がんについて、ある検査をおこなうと、病気を早く発見出

    検診における、「生存率が○○倍に」という表現の罠――ガッテン!と尾道方式 - Interdisciplinary
  • 福島における甲状腺がん検診(効果の評価や実施の是非)および、「過剰診断」問題について - Interdisciplinary

    あらまし 先日に立憲民主党が、漫才師のおしどりマコ氏を、参院選の公認候補として擁立しました。 その流れで、(おしどりマコ氏が言及していた事から)福島県でおこなわれている甲状腺がん検診に関する議論が、twitter上で起こったようです。そこでは、次のような意見が見られました。 おしどりマコ氏はデマを流している そのデマは、福島で甲状腺がんが、被ばくによって沢山発生している、というものだ 甲状腺がんが沢山見つかっているのは、過剰診断によるものである 過剰診断論には根拠が無い おしどりマコ氏がデマを流しているというほうが誤った主張である 福島において甲状腺がんが沢山発生しているのは明白 これらの意見が投げかけられ、時には直接やり取りをしています。しかし、私が見る所、まともな議論となっているものは、ほぼありませんでした。 この問題は、まず検診とはどういうものか、沢山発生するとはどういう事か、それを

    福島における甲状腺がん検診(効果の評価や実施の是非)および、「過剰診断」問題について - Interdisciplinary
  • 再度、「甲状腺がん検診をおこなうべきで無い理由」について - Interdisciplinary

    もう何度も書きますが、また説明します。 甲状腺がん検診をおこなうべきでは無いという事の理由は、 有害であるから ではありません。 無効だから、あるいは有効な証拠が無いから です。 検診は、有害であっても、それに見合った効果があれば、実施が正当化されます。現在推奨されている各種の検診は、そのような観点から推奨のグレードが決められています。 医薬品で考えてみても、副作用があるから投与すべきでは無いとの主張がある場合、その副作用はどんなものかとか、じゃあ効果はどのくらいなのかという問いが、出ますよね。薬に副作用がある事は周知されているので、効果との比較という所に、意識が向きやすい。どんな副作用であっても、それがあるのなら使うべきでは無い、と考える人は、そうはいないでしょう。 であるから、有害な作用をもたらす事それ自体のみでは、おこなわないのを正当化出来ません。効果との量的な比較が必要です。 甲状

    再度、「甲状腺がん検診をおこなうべきで無い理由」について - Interdisciplinary
  • 私がもらったidコールと、おこなった事感じた事 - Interdisciplinary

    初めに まず、誰が、を書いていないのは、 私は、あの通称を使うのが嫌だから コールを飛ばしたのが全て同一人物か明確で無いから などの理由です。また、コールを飛ばしていた人間と事件の容疑者とが同一人物であるか、も確定的な事項で無く、今後捜査によって明らかにされるべき事柄と思われますので、そのあたりについて考察を加えるのは控えます。 ただ、はてなの各サービスにおいて、他者に罵倒を繰り返してきた人について、心情や行為等を色々推測したり議論したりしているのを見て、そもそも対象がどういう事をしてきたのかを共有しなければ話は噛み合わないのでは、と感じましたので、実際に私が受けた罵倒はどんなものであり、自分はそれに対してどう思い、何をしたのかを、書いてみます。 受けた罵倒 実際に私が、idコールで受けた罵倒を、通知メールから拾います。はてなブックマークを使用していないかた向けに補足すると、設定していれば

    私がもらったidコールと、おこなった事感じた事 - Interdisciplinary
  • 情報の伝えかた――栄養疫学の事例 - Interdisciplinary

    toyokeizai.net style.nikkei.com いずれも、栄養疫学的見地からの記事で、内容そのものについては概ね妥当な記事だと思われます。※前者の記事については、習慣改善の提言等の部分まで全面的に賛同しているものではありません しかし、情報を丁寧に冷静に伝えるという観点からは、後者のほうが優れたものと考えます。前者は、キャッチーさを狙ってか、題や副題に、かなり煽るような表現が並んでいます(※題は必ずしも著者がつける訳では無い)し、色に着目させて論ずるなど(精製されているかどうかが重要なのであって、必ずしも色が重要なのではないと加えるくらいなら、精製の度合いが高い低いと、そのまま書けば良い)、気をつけるべき点があります。 記事内容は、そもそも主と認知されているような物(白米)が、2型糖尿病罹患のリスクを上げる、という因果関係に関する言及なので、その情報が与えられる側の心理

    情報の伝えかた――栄養疫学の事例 - Interdisciplinary
  • 林衛氏の問いを検討する - Interdisciplinary

    福島小児甲状腺がん多発問題に関して、過剰診断論者のみなさんに問いたい。 1)小さながんでもみつかればみんな手術になるとか、それが人情だとかいう論者もいますが、実際にそんなやり方がとられているのかどうか、確かめていますか? 2)積極的な経過観察がされているのをどう評価していますか?— 林 衛 (@SciCom_hayashi) 2018年3月29日 過剰診断論者なる語の意味が全く不明瞭ですが、それはひとまず措いておきます。 1)小さながんでもみつかればみんな手術になるとか、それが人情だとかいう論者もいますが、実際にそんなやり方がとられているのかどうか、確かめていますか? 2)積極的な経過観察がされているのをどう評価していますか? どのような がんを手術した(する)か、は診療ガイドラインに沿って決定される事項ですから、みんな手術になるなどという事は無いでしょう。 積極的な経過観察については、林

    林衛氏の問いを検討する - Interdisciplinary
  • 検診と「不安」と「安心」と過剰診断と - Interdisciplinary

    福島における甲状腺がん検診について、それには救命効果が認められていないので実施すべきで無い(中止すべきである)という事を説明した時、安心が得られるから継続する、と主張される場合があります。そして、他ならぬ、当該検診の検討に関わる重要な人物である、県民健康調査検討委員会の星北斗座長その人が、そういった主張をおこなっています↓ www.minyu-net.com 記事より引用します。 、心配に思っている人がいる。不安な人がいる限り、検査体制をなくしてはならない ↑このように、心配や不安を懐いている人がいるから検査を続けるべきである、との主張です。 星座長の意見は、他地域での検診を否定しているのに福島の検診は続けるべきと言っているものです。つまり、おそらく甲状腺がん検診による効果が認められていない事を認識しつつ、安心のために福島では継続する、と見ている訳です。これは、極めて問題のある意見です。何

    検診と「不安」と「安心」と過剰診断と - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2018/03/11
    福島の場合、検診の有無に関わらず先に不安を与えられてしまっているところが難しい。検診1回目については利益の方が不利益を上回るように思う。しかし回数を重ねる毎に利益はほぼ無くなり不利益は増加していく。
  • 適切に選ばれていない患者の傾向からは、そして、後から検診の有無で分けた集団を比較するのでは、検診の効果を検討出来ない - Interdisciplinary

    あらまし mainichi.jp この記事の要点を箇条書きします。 NPO法人「3・11甲状腺がん子ども基金」が療養費を給付した甲状腺がん患者、の傾向を検討した 患者の内訳は、114人(福島県内84人、県外30人)であった。 アイソトープ治療を受けた患者の人数と割合は、福島県内2人(2%)に対し、県外11人(37%)であった この結果から、同基金は、福島周辺でおこなわれている甲状腺がん検診が、早期発見につながり、重症化を抑えていると考えている。 このようです。端的に言って、最後の主張、つまり、福島における甲状腺がん検診は、早期発見に繋がり重症化を抑えているというのは、誤っています。この資料からは、それを導く事は出来ません。 標抽出・代表性 まず、患者の集まりかたを考えます。 記事にある、114人(福島県内84人、県外30人)とは、NPO法人「3・11甲状腺がん子ども基金」が療養費を給付し

    適切に選ばれていない患者の傾向からは、そして、後から検診の有無で分けた集団を比較するのでは、検診の効果を検討出来ない - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2018/03/04
    調査結果の評価ではなく、そもそも調査方法が不適切であることの指摘。とりあえず検診の効果がある・ないという持論は棚に上げて、より適切な調査方法について考えたい。
  • ホメオパシーを批判する事 - Interdisciplinary

    言及します。 ホメオパシーレメディには、それ自体に効果は無い、という所には諒解が得られるものと思います。ところで、ホメオパシー側は、レメディに効果が無い事を認め、それをきちんと説明しているでしょうか? 受ける側がプラセボだと知っていてもプラセボ効果が発現する、という研究があるのはその通りですが、その事は、療法と称してプラセボを与えるのを正当化しません。繰り返しますが、そもそもホメオパシー側は、自分たちが与えているものがプラセボであると、与えられる側に対して伝えていますか? EMについて、効くと思って飲めば当に効く、とおっしゃっていますが、ここでプラセボ効果が発揮されるのを当にと表現しているのがズレていますし、効くと思ってという所は、効くと思わせる事とセットで考えるべきでしょう。効くと称して与えるのですか? それから、EMを与える行為に伴うプラセボ効果があると前提されていますが、それ自体

    ホメオパシーを批判する事 - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2018/02/27
    ニセ科学批判に対しても批判の内容が不正確であったり表現が不適当だったりする場合は批判されるべきだと思うが、無条件に批判とか安易な批判をやめろというのはそうではなく「これぐらい見逃してくれよ」でしかない
  • “「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策” であるのか - Interdisciplinary

    意味不明。「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策でしょ。 とにかくどんな癌も1cm未満の時代があるわけで、あんたらの言う通りゆっくり成長するなら、将来の発症者の多くが3巡目までの経過観察群に入ってるはずじゃない。 https://t.co/G4xNUvvmmDiPatrioticmom (@iPatrioticmom) 2018年1月8日 このような意見が散見されるので、改めて。 意味不明。「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策でしょ。 (強調は引用者)端的に言って、これは誤りです。 詳しくは、 interdisciplinary.hateblo.jp 上記記事に書いていますが、見つかった がんを経過観察する事は、過剰診断回避策になり得ません。 こ

    “「あなたにはガンが見つかりました、ただ大きくなって症状が出るかわからないので経過観察します」は過剰診断回避策” であるのか - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2018/01/08
    過剰処置の害は素人にも分かりやすいが、過剰診断の害はそれに比べれば分かりにくい。患者への負担の問題など両者に共通する部分も多いため勘違いは生じ易く、過剰診断の問題では両者の違いの説明が常について回る。
  • 微小がんの経過観察は過剰診断を抑制しない - Interdisciplinary

    簡単な話です。 がんという診断をされたら、その がんは、将来症状が出るか出ない(出る前に他の原因で死ぬ)かのどちらかです。 ですから、その がんの内、小さいもの(微小がん:最大径1cm以下のがん)について、経過観察をおこなうとしても、がんと診断されたという事実は無くならない訳です。もし、患者が死ぬまで経過観察をして、対象のがんによる症状が出なかったり、がんが消えてしまった場合、それは、過剰診断である事が判明する例ですから、経過観察によって過剰診断が減るはずがありません。 微小がんの経過観察が過剰診断を抑制する、と主張していた論者は、いつの間にかこの論理に気づいたのか、経過観察を別の意味で、つまり、次回検査への持ち越しの意味で使い出しました。しかし当然、そのようにした時点で、微小がんの経過観察という主張自体が成り立ちません。がんという診断がなされていない訳ですからね。 その時点で破綻している

    微小がんの経過観察は過剰診断を抑制しない - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2017/09/15
    過剰診断という言葉を使っているが実際は過剰治療を念頭に話しているのかな。
  • 議論以前の問題 - Interdisciplinary

    あんまりだと思ったので。 なとろむ(NATROM)氏は「化学物質過敏症トンデモ批判」を終息し、撤退戦に入ったのでしょうか。やましい所がないなら、しかも当の医師(内科勤務医)というなら、患者である私をブロックする必要はないと思いますが。 http://twitter.com/mortan_cs/status/499206212945076226 この、いつもの人の定期つぶやき、への返信↓ ふふふ。なとろむ氏も化学物質過敏症になってしまい、もう、今は何も言えない…ということなら、一番嬉しいですね〜。 http://twitter.com/yuriKANKYOU/status/499208506017206273 どういう認識してたらこんな事言えるんでしょうね。自分が重大だと思っている病気(その疾患概念が妥当かというのはこの際措いておきます)の話題の流れで、誰かがその病気になっていたら嬉しいと

    議論以前の問題 - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2014/08/13
    以前に「あなたは化学物質過敏症ではないから患者の気持ちはわからない」みたいなことを言っていたと思うので、「患者になって私の正しさを認めざるをえなくなり何も言えなくなった」のが嬉しいという事では?
  • ちょっとだけやわらかく噛み砕いてみる――『「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針』 - Interdisciplinary

    前置き 「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針」のポスター - うさうさメモ usausa1975さんによる、A Rough Guide to Spotting Bad Science | Compound Interestの訳文のポスターバージョンが完成したそうです。 この訳文は労作で、その内容は、巷にあふれる科学にまつわる情報を吟味するに有用な指針であり、参照する価値があると思います。usausa1975さんは、良い仕事をなさったと思います。 さて、有用な指針である「ダメな科学」を見分けるためのおおまかな指針ですが、いくつか、これが初めから理解出来るならそもそも騙されにくいのではないかという意見や、これでもまだ難しいのではないだろうかといった指摘も見られました。確かに、盲検試験やサンプルサイズなどの見慣れない用語がタイトルに入っていたり、文章が簡潔であったりするので、不案内な人にと

    ちょっとだけやわらかく噛み砕いてみる――『「ダメな科学」を見分けるための大まかな指針』 - Interdisciplinary
  • 科学である事と真実である事。「その時点」での評価 - Interdisciplinary

    ニセ科学批判する人って、科学の限界の境界から外側を、全部デマとのたまうのだけど。研究が進んで、デマとされたものが科学的に証明されたとしても、特に前言を取り消すでもなく平然としているあの厚顔さは何なんだろう。 http://twitter.com/ufg2011/status/462534096434896896 厚顔というのは、対象に関する態度への感想等も含んだ、評価の問題ですから、それが具体的にどんなものなのか、はここではひとまず措いておきます。今は、 デマとされたものが科学的に証明されたとしても、特に前言を取り消すでもなく この部分について。 引用部のように書いているという事は、発言者のufg2011氏は、 デマとされたものが科学的に証明されたら、前言を取り消すべきである と主張なさっていると解釈出来ます。であるからこそ、それをせず平然でいる事を厚顔と表現しているのでしょう。 ここに誤

    科学である事と真実である事。「その時点」での評価 - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2014/05/04
    その説が正しいかどうかではなく、科学的な手続きに基いて検証するかどうかが「科学の限界の境界」なんだよね。正さを検証されていないものを検証されたかのように装うことは、科学の外側でありデマとなりうる。
  • 「なぜ左翼はトンデモに弱いのか」? 「左翼がニセ科学に弱いのが残念なのよ。」? - Interdisciplinary

    なぜ左翼はトンデモに弱いのかと残念な気分になるけど、ルイセンコの昔からそうなのよね。日の左翼科学者は軒並みころっとルイセンコに騙された http://twitter.com/kikumaco/status/423788159189536768 ※強調は引用者 まず、日の左翼科学者は軒並みころっとルイセンコに騙されたという主張。左翼科学者というのは、左翼という立場であり、かつ科学者という肩書を持つ者、の意味でしょうが、これが仮に、まあまあはっきり区別出来るものだとして、軒並みとはどのような程度を示しているのか、を考える事が出来ますね。自分の周りの左翼科学者が何人もそうだった、くらいなら、述懐と言うか慨嘆と言うか、そういうものと受け止める事は出来ます。 けれど、左翼はトンデモに弱いなる表現はどうでしょうね。これはかなり一般的な言明です。左翼というカテゴリに入るような人達は一般に、トンデモと

    「なぜ左翼はトンデモに弱いのか」? 「左翼がニセ科学に弱いのが残念なのよ。」? - Interdisciplinary
    mujisoshina
    mujisoshina 2014/01/18
    彼が批判する対象や彼に突っかかってくる人は基本的にトンデモ(彼から見て)だが、なおかつ左寄りの傾向も強いんじゃないかな。そのため彼の視界では「トンデモかつ左翼」の割合が一般よりもかなり多く見える。
  • 「相関が無い事の証明」は可能か - Interdisciplinary

    えっとですね。この種の(タイトルに書いたような)議論の時には、「証明」「相関」「無い」という言葉について意味内容を確認しておく事が肝要です。それが疎かになっては、話がいつまでも噛み合いません。 範囲 範囲を考える事も重要でしょう。空間的時間的な範囲のとり方によって、確認出来るか出来ないか違ってくる。私の部屋に○○という生き物がいるかどうか、というのと、広大な宇宙空間を対象にする物理学や天文学とでは、全然異なってくるでしょう。あるいは、医学のように、ある病気にどのような治療が効果的かを探る、といった場合には、その範囲は無限であると考える事も出来ます(将来その病気になる人、という所を概念的に考慮したりする)。 証明 私達が経験する現象について、数学のように厳密な意味で何かを「証明」する、と言う事が出来るかどうか。帰納的推論の難点もあります。上に書いたように、対象のとる範囲が無限の場合(有限の場

    「相関が無い事の証明」は可能か - Interdisciplinary