船橋市古作3の寺院「明王院」で昨年9月、塀などに落書きされていたことが23日、明王院への取材で分かった。千葉県内では昨年9月と今年1月、市川市八幡4の葛飾八幡宮でも同様の落書きが確認されている。 明王院住職の宇野加威さん(40)によると、昨年9月12日、門の通用口の内壁に黒色のペンで「アジア立入禁止」と書かれているのが見つかった。いたずらだと思いその日のうちに除光液で消したが、翌日、道路脇の塀にも落書きを見つけ、船橋署に相談した。同署は相談を受け、パトロールを強化したという。 塀には「ほほえみかけられるほうだよ 仏教はアジアキリスト圏立入禁止」と書かれていた。宇野さんは「塗装業者に落書きを消してもらった。10万円ぐらいはかかった」と話す。 市川署などによると、葛飾八幡宮では今年1月、門の壁に黒色のペンで「ほほえみかけられているほうだよ さらされコリアン イエスキリスト」と書かれているのが確