ドリコムは7月31日,Ruby on Railsを利用したアプリケーションのコンテスト「Drecom Award on Rails」の審査結果を発表した。大賞はWeb家計簿アプリケーション「小槌」。作者の大場寧子氏には賞金100万円が贈られる。 Ruby on Railsはオープンソースのオブジェクト指向言語Rubyで記述されたWebアプリケーション・フレームワークで,生産性の高さなどが特徴。ドリコムはBtoCサービスの標準フレームワークとしてRuby on Railsを採用しており,Railsの普及などを目的としてコンテストを開催した。審査員はRubyの開発者であるまつもとゆきひろ氏ら。一般投票と審査員による審査で受賞作品が選ばれた。 大賞に選ばれた小槌の特徴はユーザー間連携機能。「例えば『夫』『妻』『家計』の3種類の資産を区別して管理したい場合,貸借,立替,贈与などのユーザー間のお金の