こんにちは、あおいです。 さて、Power Queryとは、Excel 2016以降から標準になった機能のひとつであり、主にデータの取り込み、データの整形・加工(データ変換、列の追加、並び替え等)といった一連の定型作業を自動化することができます。従来は、この一連の作業の自動化をするには、マクロを習得するしかありませんでした。 Power Queryにはさまざまな便利機能が備えられていますが、その中でもPower Queryの「ピボット解除」が最強です。 ピボット解除のメリットは、横方向に並んでいるデータを縦方向に配置することで、データ集計・分析、可視化に適した状態に変換できます。 前回の記事では、Power Queryのピボット解除で横方向に並んでいるデータのExcel表を縦方向に配置する方法を紹介しました。 Power Queryの「ピボット解除」でマトリクス形式のExcel表をリスト形
こんにちは、あおいです。 Microsoftの有名エンジニアのちょまど(@chomado)さん、いつのまにかご結婚されている。おめでとうございます🎉 さて、Power AutomateでExcelのテーブルに行の追加・更新・削除などの操作をしたい場合、Excel Online(Business)コネクタを用います。アクション一覧を確認すると、Excelのテーブルに対する操作アクションは基本的に網羅されています。 では、Excelのテーブルではなく、特定のセルに対して何らかの操作を行なう場合はどうすればいいのか? 結論、Excel Online(Business)コネクタの[スクリプトの実行]アクションを用いることで実現可能です。 [スクリプトの実行]アクションとは、Excelに保存されているOfficeスクリプトを実行するものです。 Officeスクリプトは、マクロ(VBA)と同様のEx
LAMBDA 関数とユーザー定義関数 2022年2月、Microsoft 365 版の Excel に、「LAMBDA関数」とそれに関連するいくつかのヘルパー関数が導入されました(「LAMBDA」は「ラムダ」と読みます)。 今回のアップデートは単に、また新たな関数の追加された、だけにはとどまりません。 Excel 数式を完全なプログラミング言語するための数式言語仕様の拡張が行われました。 その意味するところは、VBAを使わなくても、数式だけで独自の関数(ユーザー定義関数あるいはカスタム関数とも)を作れるようになったということです。 今後、LAMBDA関数を活用すれば、これまでどんどん複雑になりがちで管理が面倒だった Excel シートの数式が、セルにベタ書きではなく、独自関数として機能や仕様ごとに整理できるようになります。 これで、数式の作成や修正、動作確認・検証、再利用等といった管理や取
どういうもの? このように関数を使ってデータを取り込めます。 背景 元々は「インターネット上のWebAPIのデータをExcelに取り込みたい」と思ったのがきっかけです。 VBAマクロを使えば簡単ではありますが、マクロは使いたくないという方も多いのではないでしょうか。かくいう私も勤務先が属人化を防ぐためにマクロの使用を推奨していません。 そこで、関数を使用する方法を選択しました。 ExcelにはWEBSERVICE 関数という指定したURLの応答データを取り込む関数があります。 しかし、この関数は大変便利な関数ですが、ExcelはHTMLやJSONのパーサーを用意していません。結局取り込んだHTMLやJSONの処理にはVBAマクロが必要になります。 また、欲しいWebAPIが存在しない問題もありました。 そこで、Excelでデータを編集するのではなく、元々のWebAPIをExcel用に作れば
こんにちは、さとはるです。 今回はPower AutomateでExcelのテーブルから特定の日付が含まれるデータを取得する方法についてご紹介いたします。 方法は色々ありますが、今回は「ノーコード」に拘ってみました。 初級者の方が中級に踏み出す第一歩としておススメです。 サンプルアプリの概要 ・日付トリガーで一日一回起動する ・毎日同じExcelのテーブルを参照する ・対象のExcelのテーブルには日付を格納する列がある ○「日時」ではないので注意です! ・起動した日付のデータを取得する ○今回はAutomate上の配列に取得したデータをそのまま追加します Excelで毎日全データを取得するアプリを作る 前準備として、細かい条件など抜きにしてExcelのテーブルからデータを取得するフローを作ります。 1. 定期実行フローを作成 2. Excelコネクタの「表内に存在する表を一覧表示」アクシ
Episode 120 | May 5, 2021 Today, people around the globe—from teachers to small-business owners to finance executives—use Microsoft Excel to make sense of the information that occupies their respective worlds, and whether they realize it or not, in doing so, they’re taking on the role of programmer. In this episode, Senior Principal Research Manager Andy Gordon, who leads the Calc Intelligence tea
Excelの数式をベースにしたプログラミング言語「Microsoft Power Fx」登場。オープンソースで公開予定。Microsoft Ignite 2021 マイクロソフトは、Excelの数式をベースとしたプログラミング言語「Microsoft Power Fx」(以下、Power Fx)を発表しました。 Introducing Microsoft Power Fx, a single computer language for logic customization across the #PowerPlatform. Learn how you’ll be able to go from an App Wizard to a Bot Builder in no time: https://t.co/V4NzYqn8kQ #MSIgnite pic.twitter.com/4iu4
Excelの新機能「Lambda関数」によって「Excelの数式がチューリング完全になった」とナデラCEO。プログラミング言語としてのExcel数式であらゆる計算が可能に マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏は、Excelの新機能である「Lambda関数」の登場をとりあげ、「世界で最も人気のあるプログラミング言語、Excelの数式が、チューリング完全になった」とツイートしました。 Excel formulas, the world’s most popular programming language, is now Turing-complete. Go check it out! https://t.co/qkw3Bmt1gp — Satya Nadella (@satyanadella) February 9, 2021 Lambda関数は、上記のツイートが示す図にあるように、E
この本の概要 Execl関数を活用するための指南書三部作第三弾。「入力作業を効率的にできたら」「抽出や集計をもっと手軽にできないか」といった悩みに応えるテクニック集。数式の意味や関数の使い方も丁寧に解説しており,関数初心者にもおすすめです。 こんな方におすすめ 日常的にExcelを使っているビジネスユーザー Excelで効率的な編集、データ処理を行いたいと考えている人 この書籍に関連する記事があります! Excel関数を学んで仕事も効率アップ Microsoft Office Excelは,表計算ソフトと言われるように,数式や関数を内含する表を作成できる便利なアプリケーションソフトです。もちろん,すべての表に数式や関数が必要というわけではありませんが,知っていると知らないでは,その操作性がだいぶ違ってきます。 第1章 入力をサポートするテクニック 1-1 入力規則でできること 入力するデー
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