2003年のテレビ番組で人気に火がつき、10年もの間「スターマジシャン」として一世を風靡(ふうび)したセロ。俳優の木村拓哉さんにものまねされるほどの人気で、多くの人に強い印象を残した。ところが、2014年を最後にテレビから姿を消す。高視聴率が求められるテレビ業界で新しいマジックを次から次へと求められたあげくに燃え尽き、マジックへのモチベーションを失ってしまったのだ。それから10年近く。コロナ禍で失った活動の場を取り戻しつつあるセロがいま思うのは、自らの存在意義とレガシーについてだ。その真意を聞いた。 ●あっという間にスターマジシャンに セロが初めてテレビに出演したのは、2003年のスペシャル番組。待ち望んでいたチャンスだった。「この2時間に当時の持ちネタを全て詰め込んで、これ以上見せるマジックがないというほど出し切った。そうしたら放送翌日にプロデューサーから電話があって、『視聴率がとても良
元「バイトAKB」のラーメン店経営者・梅澤愛優香さんが、食事会における無断撮影などのセクハラ行為や、フェイスブックに「バイトAKB」「ヤバい会社」などと書かれたとして、フードジャーナリスト・はんつ遠藤さんを訴えていた裁判を覚えているだろうか。 はんつさんのブログ記事「おじさん構文」と話題に 今年3月3日、横浜地裁の法廷で2人が主張をぶつけあった。 梅澤さんが2021年10月に提訴した後、はんつさん側も、メディアやツイッターでの梅澤さんの発言によって、連載などの仕事を打ち切りにあったとして、反訴するなどの進展があった。 はんつさんは法廷で「今でもヤバい会社だと思っている」と持論を展開。さらに「おじさん構文」として話題になった釈明ブログは「梅澤さんのムーブメントに対抗するムーブメント」だったと説明した。(編集部・塚田賢慎) 法廷の様子を伝える前に、裁判の内容を振り返っておきたい。 梅澤さんが3
NHK総合・ドラマ10『大奥』(毎週火曜 後10:00)のSeason2(医療編/幕末編)が、今秋に放送されることが決定した。女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。 【画像】美男美女ばかり…『大奥』キャスト陣がズラリ! 今作は人気漫画家・よしながふみ氏による3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを実写化。Season2の脚本は、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主直虎』などを手掛けた森下佳子氏が引き続き執筆。安全な暮らし信頼できる絆平和への願いに時代をこえる普遍的なまなざしで向き合い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気と希望を届ける。 <Season2のあらすじ> ■10代家治 老中となった田沼意次は吉宗の遺志を継ぎ、大奥に蘭方医を集めて赤面疱瘡の治療法開発を進め
またテレビに出ている――。ロシアによるウクライナ侵攻が始まって以来、ロシア軍事研究家の小泉悠さんをメディアで見ない日はない。わかりやすく冷静な語り口で、戦況や国際情勢の解説を続けてきた。ロシアへの留学経験があり、妻はロシア出身で子どももモスクワで生まれている。プライベートでも縁が深く、多くのロシア研究者と同じように「愛着のようなもの」もなくはなかった。そのロシアが侵攻を始めて1年、どんな思いで戦争を見つめてきたのだろうか。ロシアを見る目は変わったのか。本人に問いかけると、今回の侵攻を巡って2つの「ショック」があったという。(聞き手:荻上チキ/TBSラジオ/Yahoo!ニュース Voice) ――長年、ロシアの軍事を研究してきた小泉さんですが、今回の侵攻によってロシアに対する向き合い方に変化はありましたか。 小泉悠: ロシア研究者は多かれ少なかれ、ロシアという国に対して好意的な部分がある方が
「高齢者は老害化する前に集団自決、集団切腹みたいなことをすればいい」といった主張が物議を醸している。発言者は、経済学者で米イェール大学のアシスタント・プロフェッサー・成田悠輔氏だ。 【図解】親が倒れてからでは遅すぎる「最強の介護施設」を探す5カ条 各界の重要ポストを高齢者が占めている日本の現状に対し、成田氏は、2022年2月1日、堀江貴文氏と対談したYouTube動画『【成田悠輔×堀江貴文】高齢者は老害化する前に集団切腹すればいい?成田氏の衝撃発言の真意とは』で、世代交代を本気で考えようとして、次のように述べている。 「(高齢の偉い人々を)1ミリも尊敬していないかのような雰囲気をみんなが醸し出すようになると、やっぱり誰しも周りに必要とされていない感をガンガン出されるとつらいと思うんで、少し世代交代につながるんじゃないか」 その後、高齢化が進む日本社会の解決策として、「安楽死の解禁・強制」な
米・ユタ州パークシティを拠点に行われるインディペント映画の祭典「サンダンス映画祭」に行ってきた。コロナ禍の影響で昨年、一昨年はオンライン開催だったとのことだが、今年は対面での開催。会場では、マスクを着用しているスタッフも結構いたが、観客の行動制限やマスク着用義務などは何もなかった。 パークシティは、ソルトレイク・シティ国際空港から車で40分程度のスキーリゾート地だ。私が宿泊したホテルの部屋は、窓のシェードを上げると、目の前をスキー客が乗ったリフトが行き来していた。2002年のソルトレイク冬季五輪では、アルペン・大回転、ノルディック・複合、ジャンプ、モーグルなど各種スキー競技やボブスレー、リュージュなどの種目がパークシティで行われた。 私が滞在した間、日が落ちると気温がマイナス10度を下回り、風が強い日は特に寒かった。街中でも、積もった雪は根雪となって、日中も溶けない。家や商店の軒先からは長
ある有名企業の会社員とされる男性が電車内で寝ている女性に痴漢行為を行う内容の動画がSNSで拡散、物議を呼んでいる。男性は名前や勤務先、経歴、家族構成まで特定される事態となっており、ネット上では「痴漢は犯罪」「徹底的にやるべき」という声の一方で「勤務先や家族構成まで特定するのはやりすぎ」「犯罪者にも人権はある。これじゃ私刑と変わらない」という声が上がるなど、賛否両論となっている。痴漢を目撃した際、それを撮影・拡散する行為に法的な問題はないのか。また、適切な対応とはどういったものなのか。樋口国際法律事務所代表の樋口一磨弁護士に聞いた。(取材・文=佐藤佑輔) 【写真】ネット上で拡散した寝ている女性の胸をもむ痴漢動画の一部 先月21日に拡散した問題の動画では、電車内の座席に座った男性が、隣の座席にもたれて眠る女性の胸部を何気ない顔でもみしだく様子が、49秒間にわたって収められている。男性の顔はあら
回転ずしなど飲食店内での利用客による迷惑動画が社会問題化している。今回新たに、女性客が調味料の容器に別の調味料を混入させる内容の動画が拡散。回転ずし大手「スシロー」は「大変遺憾であり、重大な事案」とし、警察への相談を進めているという。 【写真】「これはないやろ」「ネタ動画にしても不愉快」と批判殺到…SNSで炎上した決定的瞬間 問題となっている動画は、女性客が「甘だれ」と書かれた容器に、しょうゆのボトルを差し込んでいるもの。「儀式始めとる」「甘ダレウィズソイソース」とのテロップが掲載されている。 女性が「どっちで使ってもいいよって感じ」と話すと、撮影者とみられる男性が「どっちとも味するんでしょ? めっちゃお得やん」と応じている。 備え付けの調味料の中身を勝手に変える行為は衛生面の問題だけでなく、例えば異物混入につながる可能性があり、悪影響が心配される。 ネット上では、「これどっちかにアレルギ
子どもの登下校の時間や長期休みがまずは不安の種に つらさを乗り越えた人がいる一方で、転職や退職のケースも 助けてくれる人やサービスを探すなど、早めの準備を少しずつ コメントから垣間みられる、みんなの不安 「【みんなで考えよう】「小1の壁」でつらかったことや不安はありますか? 何をきっかけに乗り越えましたか?」のコメント欄(2022年12月23~26日、計696件)には、上の図のような、これから小1の壁を迎える親のさまざまな不安が寄せられた。 「出社のため朝子どもより早く家を出ないといけない問題と、夏休みをどう過ごさせるか問題が今から悩みの種」といった声や、「学童保育によって仕事が左右されると考えると、不安しかない」という意見も。また、「1〜2時間でも家で一人で待たせることがつらかった。事故や事件もとても心配」と、子どもを思う親心が垣間みられた。 保育園は、親が働いていることが前提なので登降
東京都多摩地域の多数の住民の血液から、欧米の安全基準値をはるかに超えるレベルの有害な化学物質が検出されたと住民団体が30日発表した。 この化学物質はPFAS(ピーファス)と呼ばれる有機フッ素化合物の一群で、がんや免疫力低下、胎児の発育障害など様々な病気との関連性が疑われている。このため、国際条約で製造や取引を禁止する動きが進んでいるほか、欧米政府も独自の規制強化を急いでいる。日本は欧米に比べて対策が大幅に遅れており、住民の健康への影響が懸念される。 多摩地域の多くの住民が飲み水として利用している地下水が、広範囲にわたって高濃度のPFASに汚染されていることは、最近の環境省や東京都などの調査で明らかになっているが、住民への影響を調べるための行政による本格検査は行われていない。 住民側は汚染の実態解明のための大規模な血液検査の実施や原因究明を都などに要望してきた。しかし、聞き入れられなかったた
東京・歌舞伎町の元ホストの男が、いわゆる“ツケ”を回収しようと、女性客をソープランドで働かせたとして逮捕されたことが分かりました。女性は“出稼ぎ”と称し、男に1都5県のソープランドを転々とさせられていました。 記者 「客の女性に売春させた疑いで、元ホストの男が捜査員に連れられて行きます」 困惑売春の疑いで警視庁に逮捕されたのは、東京・世田谷区の無職、秋葉拓也容疑者(27)で、新宿区・歌舞伎町のホストクラブに勤務していたおととし12月、売掛金、いわゆる“ツケ”のおよそ1千万円を回収するため、20代の女性客を台東区・吉原地区のソープランドで売春させた疑いがもたれています。 秋葉容疑者に依頼され女性をソープランドに紹介したとして、スカウトの宇田川直人容疑者(27)と当時19歳の女も逮捕されました。 捜査関係者によりますと、秋葉容疑者は女性に「早く金作ってこい」などと言い、おととし10月から5か月
女子中高生とリア恋、“地雷男子”を恫喝、売春を禁止…“トー横の王”ハウルは一体何者だったのか「家出少年や家出少女を相手に自分の王国をつくりたい」 から続く 【画像】全身小柄で黒ずくめの風俗嬢 小さな声で「ホストに行くようになってガチで働くようになった」 東洋一の繁華街、新宿・歌舞伎町。その華やかな世界の裏で、貧困にあえぐ女性に焦点を当てたルポルタージュ『 歌舞伎町と貧困女子 』(宝島社)が話題を集めている。 「トー横キッズ」「地下アイドル」「ホス狂い」「街娼」「風俗嬢」「外国人売春婦」「ヤクザの妻」――。 コロナ禍の危機的状況から復活した街の主役は、中年男性からZ世代の若者にとって代わられ、売春が日常風景となっていた。そして“欲望の街”に引き寄せられる女たちは、「貢ぐ」ために貧困化している。 貧困女子たちの生態を追い続けてきたノンフィクションライターの中村淳彦氏が明らかにする、歌舞伎町の裏
お米の「もみ殻」は、肥料や家畜のエサとして使われることもありますが、その多くが捨てられ、廃棄コストがかかるだけでなく、燃やした結果、有害な物質が発生する可能性もあり、環境的にも悪影響が懸念されています。米農家泣かせのもみ殻を、いま流行りのキャンプなどで使う「固形燃料」に変えるビジネスが静岡県東部で進んでいます。 静岡県伊豆市のキャンプ場です。暖かな炎が冬の厳しさを和らげます。火を保つための固形燃料。定番の薪と共に使われていたのが、米のもみ殻から作った固形燃料です。 <キャンプベアード 神田航平さん> 「畑で稲穂を干している時の香りがして、これはいいものだとすごく思いました」 <キャンプベアード 野本佳織さん> 「近所の農家の方も、もみ殻が余っちゃって処分のしようがないし、畑に(肥料として)使うにしても量的に限度があるので、こういう風に有効活用できるのは素晴らしいなと思いました」 <C.H.
元テレビ東京でフリーの大橋未歩アナウンサーが19日、アシスタントとしてTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に出演。不快なインターネット広告について私見を述べた。 【写真】大橋未歩アナ10歳下夫と2ショット披露 この日の番組では、スマートフォンでサイトやアプリを開くと目に飛び込んでくる不快なインターネット広告が話題に。性的描写た暴力シーンのある漫画の広告、目の下にたるみや肌のシミなどを強調した画像を使った化粧品などをPRする広告に対する苦情が21年度で4779件に上ったことを報じた。 この件について聞かれた大橋アナは「5ちゃんねるがそうなんですよ。『5時に夢中!』に出演するようになって見るようになったんだけど…」と、ネット掲示板の具体名をあげてコメント。 「5ちゃんねるの広告って、エロ漫画しか出てこないんですよ。エロ漫画しか見ない人たちしか5ちゃんねるは見てないし、そういう
NHK大河ドラマ『どうする家康』の第2話が、1月15日に放送された。世帯平均視聴率は15.3%で、初回の15.4%とほぼ横ばいだった(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)。 【ランキング一覧】テレビ現場で見た「性格がいい男性芸能人」…3位は松岡修造、2はサンド伊達、1位は? 松本潤演じる松平元康(のちの徳川家康)と、織田信長(岡田准一)の幼少期からの関係を中心に話が展開し、元康の母・於大の方を演じる松嶋菜々子や、信長の父・信秀役の藤岡弘、らも登場した。 従来の家康像とは異なる“情けない家康”が成長していく過程を描くドラマだが、放送2回めにして、早くも“脱落者”が多数出ているようだ。SNSでは 《やはり、ストーリーが薄っぺらい・・・特に切腹しようとしてからの覚醒って、なんじゃそれ。しかも、甲高い声で、わしが守るんじゃ!って・・・正直しらけました・・・やはり、松本潤に家康は無理・・・》 《あー
晩婚化のせいではない昨日、自民党の麻生副総裁が、「(少子化の)一番大きな理由は出産する時の女性の年齢が高齢化しているからです」などと発言し、少子化の最大の原因は晩婚化との見方を示したというニュースを見かけた。 「少子化は晩婚化のせいである」という言説は、一部の識者も言っているが、これは正しくはない。晩婚化など起きていないのである。 確かに平均初婚年齢の推移をみれば、皆婚時代だった1980年には夫27.8歳、妻25.2歳だったのに対して、2020年には夫31.0歳、妻29.4歳となっており、これだけ見れば、晩婚化していると思うかもしれない。しかし、それだけで晩婚化と断ずるのはあまりに短絡的である。 晩婚化としてしまうと「初婚の年齢が後ろ倒しになったので、いずれ結婚はするだろう」という安易な誤解を招く。 百歩譲って「晩婚化」はあったとしよう。しかし、「晩婚化」は少子化の直接な原因ではなく、むし
1月8日からNHK大河ドラマ『どうする家康』の放送が始まる。主人公は、松本潤演じる徳川家康。他の出演者は、織田信長に岡田准一、正室・築山殿に有村架純など。 【写真あり】強烈な眼力を放っていた“尼将軍”姿の小池/『鎌倉殿の13人』 毎年、さまざまな話題を呼ぶ大河ドラマだが、これまででもっとも「期待はずれ」「おもしろくなかった」作品は何なのか。本誌は全国の30代以上の女性500人にアンケート調査を実施した。対象としたのは、2003年『武蔵 MUSASHI』から2022年『鎌倉殿の13人』までの20作品。 視聴者をもっともがっかりさせた大河ドラマは何だったのか? ワースト1位は2019年の『いだてん~東京オリムピック噺~』(主演・中村勘九郎、阿部サダヲ)で、ダントツの143票。約3人に1人が選んだという結果になった。その理由は――。 「話にまとまりがなく、内容がわかりづらかった。ビートたけしの活
「馴染みのある歌手がいない」──11月、『紅白歌合戦』の出演者が発表されたときに目立ったのは、そうした反応だった。 それは公共放送に向けられる厳しいまなざしであるのと同時に、長らく一年の締めくくりとして愛されてきた『紅白』への大きな期待のあらわれでもある。 では、こうした『紅白』を客観的に考えるとどうなるか? さまざまデータを使って『紅白』を分析すると、その先に視聴者の疑問に対する答も見えてくる。 新陳代謝が順調に進む まず、今年の出演者をおさらいしよう。特別出演も含め今年は51組となる。2部制となった1989年以降、『紅白』の出演者は50組前後で推移しており大きな変化はない。このなかには、milet×Aimer×幾田りら×Vaundyのユニットのように、ひとりの歌手が複数回出演するケースもある。 出演回数をカウントすれば、今年は以下のようになる。5回以下が58%、6回以上が42%となって
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く