概要 実は、この碑については以前小ネタ 第四巻『これは何 ?』にて謎として取り上げていたが、その後正体が判明したものである。この碑はなんと大森駅構内で起きた我が国最初の鉄道による旅客死亡事故の慰霊碑である。 1885 (明治 18) 年 10 月 13 日深夜 1 時頃、現在も続く池上本門寺の御会式の参詣者を乗せた客車が同駅構内の分岐器上において脱線転覆し、乗客一名が死亡したのである。発生原因は機関士の入換合図の見誤りとされ、これにより開通していない状態の分岐器に割り込んだのである。 現在の大森駅では保線車両の留置線と思われる線路への分岐以外通常の営業線では分岐器は見当たらいようであるが、かつては営業列車を転線させる分岐器が存在したのだろう。 なお、この碑の建立場所は大森駅に停車しない東海道本線の上下線の間であり、残念ながら接近することができない。京浜東北線の蒲田方ホームのからのみ観察可能
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く