対談(その1):日本人の教養と、根深い西洋コンプレックス 対談(その2):教養をめぐる、経済界トップの勘違い 対談(その3):現代の科学者には、どんな教養が必要か? コンテキストとネットワーク 鷲田:これまで、江戸時代、明治、戦後の教養について語ってきましたが、そのどれにも共通して目指したものがあると思います。 ひとつは、あるものに直面したときや、あるものを見たときに、どれだけコンテキストを持っているかということです。つまりひとつの事柄に対して、「こういう視点から見ると、こういうことが見えてきて、こういう問題も見えてくる」というふうに、どれだけたくさんのコンテキストを持って見られるかです。 もうひとつは実践的なことで、ある事柄を解決するときに、どれだけの人のネットワークを深められるかです。教養というのは、単に、コンテキストをいろんな面から見られるだけでなく、問題を解決するために、どんな人の
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