ネットワンシステムズは5月29日、“ワークスタイル変革”を加速するための実証実験として、全社員約2300名が業務で利用するPCを会社貸与からBYOD(私物デバイスの業務利用)へと切り替えることを発表した。会社管理PCの減少によるコスト削減、および社員の生産性とセキュリティの向上を目指し、ここで得た知見やノウハウを顧客への提案につなげる狙い。 ネットワンでは、自社のワークスタイル変革と顧客提案のためのノウハウ蓄積を目的として、仮想デスクトップ環境(VDI)を2010年から一部社員に展開開始、さらに2013年の本社移転を機に全社員へと拡大導入している。これにより、私物PCを業務に利用してもセキュリティを担保できる環境が整ったことから、2014年4月からはBYOD推進のために、会社貸与PCを返却して私物PCのみで業務する社員に月額2000円の支援金を支給してきた。 今回はその動きをさらに加速し、