はじめに 過去の連載(「ユースケースで徹底検証! HBaseでIoT時代のビッグデータ管理機能を試す」)で説明したように、RDBとNoSQLやHadoop上のデータの扱いは、データ構造やアクセス方法、トランザクション有無など大きく異なるため、用途ごとに使い分ける必要があります。しかし、使い分けるという事は複数のデータ格納場所ができるという事であり、実際の業務システムで使うにはそれぞれの間のデータ連携を考える必要があります。 本連載では、データ連携の方法を調査・検証した結果と、そこから得られたデータ連携のノウハウを紹介します。 今回は連携の必要性と懸念点、連携先となるRDBについて説明します。 「はじめに」でご説明したように、トレース情報やライフログ、センサー情報等のIoTデータは、画像や音声、ログ等の構造化されていない多種多様(Variety)、 かつ、大量のデータ(Volume)が、高頻