特集:第2回 実用サンプルコードで理解する「Struts」の基礎 (6/15) DBCPを使ったデータベースへの書き込み データベースへの書き込み処理には、「オープンソースで作るJava+DB」で説明したのと同じ方法でもよいだろう。 しかしここでは、より効率的な方法として、Jakarta Projectの「Commons DBCP」を利用した方法を挙げてみよう。このCommons DBCPは、データベースへのコネクションプーリングをサポートした汎用的なものであり、データベースアクセスのためのコンポーネントだ。 コネクションプーリングとは、データベースへの接続を幾つか持続しておき、使い回すことを意味する。一般的に、データベースアプリケーションでは、ユーザーがWebページにアクセスして何か処理をするたびに、「データベースに接続」→「データベース処理」→「データベースから切断」という流れになるが