渋谷の公共トイレを取り巻く人間模様を描いた映画『PERFECT DAYS』。主演の役所広司がカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を獲得したのは記憶に新しい。実はこの映画、ファーストリテイリング取締役の柳井康治氏が2020年から始めた“トイレプロジェクト”が発端となった作品。電通グループの高崎卓馬氏とタッグを組み、日本が世界に誇れるトイレ文化を発信しようと作った。プロジェクトが映画化されるまでの舞台裏を高崎氏に聞いた。 電通グループ グロース・オフィサー クリエーティブ・ディレクター 高崎卓馬氏。映画「PERFECT DAYS」ではヴィム・ヴェンダースとの共同脚本・プロデュースを務めた(撮影/山田愼二) 2023年12月22日に公開されるPERFECT DAYSは、「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」など、数々の傑作を手がけてきた名監督のヴィム・ヴェンダースが監督した。カンヌ国際映画祭での最優
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