ここでは、オブジェクト指向プログラミングに関して、VBAで出来ないことについて説明します(※1)。 VBAでオブジェクト指向プログラミングをするときは、設計段階でVBAで何が出来ないのかを把握しておく必要があります。 出来ないことを他の方法で回避しようとすると、ソース行数が増えたり、デバッグが面倒なことになるということを覚えて欲しいです。 (実装や単体テストに工数がかかるようになるということを覚えて欲しいです。) ※1:出来ることを説明するのではなく、出来ないことを説明する理由は、GoogleやVBAのヘルプにて、出来ることを調べるのは意外と簡単なのですが、出来ないことを調べるのはとても難しいからです。 (出来ないことはヘルプに載っていないことが多く、検索条件が悪かったのかの判断が難しいためです。) 1.継承がサポートされていない VBAでは継承がサポートされていません。 ※1