時価総額でトップ10に入り、株を保有している人も多いソフトバンクグループ。実は、保有株式の価値よりも大きく割引されていることで有名な銘柄です。 ソフトバンクグループの株価はどうしてこんなに安いのか、について分析していきます。 ソフトバンクグループの企業価値 ソフトバンクグループは投資会社です。 投資会社は、「他の企業に投資をし、投資をした企業の企業価値が上がれば利益が上がり、逆に下がれば損失がでる」、というビジネスです。 ソフトバンクグループは、「ソフトバンクグループの1株当たり株主価値については、11,300円ある」、と主張しています。 一方、実際の株価は12月7日時点で4,257円、とソフトバンクグループが主張する40%以下です。 ソフトバンクグループホームページより(2019年12月7日) 株式市場が合理的であるならば、60%も割安な株が長い間放置されることは考えにくいです。いったい
