SID Display Week 2022の展示会では、直近のトレンドが分かりやすい形で示された。見えてきたトレンドは大きく7つ。中でも勢いがあるのは、有機EL(OLED)だ。液晶ディスプレーはミニLEDとゲーム用の超高速駆動の2方向に活路を見いだした。3次元(3D)ディスプレーの再ブームの兆しもみえてきた。 2022年5月に米国シリコンバレーで3年ぶりにリアル開催されたディスプレー技術の学会・展示会「Society for Information Display(SID) Display Week 2022」注1)。その展示会は、論文講演会で報告されるような、実現が数年~10年後の次世代技術とは別に、技術の直近トレンドを知る上で非常に役に立つ。 そこで見えた今回のトレンドは大きく7つ。(1)マイクロLEDディスプレー†の多様化、(2)ミニLEDディスプレー†の製品化の進展、(3)折りたた
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