熊本県内で路線バスや鉄道を運行する5つの事業者はことし12月からとしていた全国交通系ICカードの廃止を、1か月ほど前倒しして、11月16日以降にすることを明らかにしました。 これは、県内で路線バスや鉄道を運行する九州産交バスと産交バス、と熊本電鉄、熊本バス、それに熊本都市バスの5つの事業者でつくる「共同経営推進室」が、30日、記者会見を開いて明らかにしました。 それによりますと、機器の更新にかかるコストが大きいことなどを理由に、ことし12月をめどに廃止するとしていた全国交通系ICカードの利用を、1か月ほど前倒しして、11月16日以降、取りやめるということです。 廃止する代わりに、来年3月上旬からは、クレジットカードなどのタッチ決済とQRコードに対応する機器を導入するとしています。 5つの事業者は、タッチ決済に対応する新たな機器の導入にあたって、国の補助金を活用する予定ですが、補助金を利用す