米Facebookが最近グローバルに提供を開始した顔認識技術に関し、欧州連合(EU)のデータ保護当局が調査を検討していると、米Bloomburgをはじめとする複数のメディアが6月8日(現地時間)、報道した。 Facebookが7日に世界で使えるようになったことを明らかにした「Tag Suggestions」は、ユーザーが投稿した写真データを顔認識技術でスキャンし、過去に投稿された写真に付けられたタグと一致する人物が写っていれば、その人物に許可を得ずにユーザーにタグ付けを促すという機能。被写体はデフォルトでサジェストされるようになっており、候補になりたくなければプライバシー設定でオプトアウトする必要がある。 Bloomburgによると、EUの27カ国および英国とアイルランドの当局が、この機能の違法性の調査を検討しているという。欧州委員会の司法自由安全総局第29条作業部会のメンバーであるジェラ