前回は,IPythonを導入し,簡単なファイル管理のプログラムを作るところまで説明しました。今回はさらに踏み込んで,PostgreSQLを利用してデータベース・プログラミングにチャレンジしてみましょう。 ここでは,SQLObjectというPythonのフレームワークを使います。SQLObjectを使うと,手軽にデータベースを扱うことができます。テーブルにid列が必須という制約がありますが,そうした規約を守っていれば,ほとんど設定無しでデータベースを取り扱うことができるので,小規模なプログラミングにはピッタリです。 前回説明したUbuntuの「日本語ローカライズドDesktop CD」で起動した環境で,PostgreSQL 8.2本体,データベースへのコネクタ,SQLObjectフレームワークをそれぞれインストールします。コマンドは,以下のようになります。 sudo aptitude -y
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