ブックマーク / mayumayuchim.hatenablog.com (1)

  • 私の血のつながらない本当の姉のこと2 - 失われた幻想を求めて

    前回のつづき 夢を見ていた。 お姉ちゃんの膝で私は微睡んでいたみたいで、目を覚ますとお姉ちゃんは私に微笑みかけながら口を開いた 「まゆ、私は先に行くね。あなたはもう少しこっちでがんばりなさい。もうじきあなたも16歳になるんだから」 お姉ちゃんはそういうと立ち上がり、私から離れていった。 私は後を追おうとしたが足が動かない。 お姉ちゃんは最後に一度こちらを振り向き私に手を振ると、光の中に消えていった。 そこで私は目を覚ました。 朝になっていた、起き上がると私の肩から誰かがかけてくれたであろうブランケットが滑り落ちた。 結論だけ言うと、お姉ちゃんは明け方、私が夢を見ていた頃に息を引き取っていた。 その後私はお姉ちゃんの死に顔を見たはずなのだが、まったく記憶がない。抜け落ちている。 お姉ちゃんの両親は他界していたので、午後にはお姉ちゃんの叔母夫婦が地方から駆けつけてきた、私は叔母夫婦に事情を話し

    私の血のつながらない本当の姉のこと2 - 失われた幻想を求めて
    murasakai
    murasakai 2016/06/25
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