アベノミクスの影響なのかなんなのかわからないが、飲みにケーションが復活中だ。新入社員を対象としたアンケートでも、8割近くが上司と飲みたいと回答し、会社の飲み会を計画する“上司”たちが増えている。 上司と部下の親睦を深めよう! 風通しのいい会社にしよう! を合言葉に、コミュニケーションの場を飲み会に求めるのだ。 ところが、飲み会の翌日、部下に思わぬ一言が、上司を青ざめさせた。 「昨日の飲み会って、残業代でるんですよね?」 そう言われたのだ。 この上司も、部下と親睦を深めようと、全員参加の飲み会をやった。会費の一部は会社から出してもらったが、1人2000円の会費を取った。参加は強制ではなかった。ところが、部下がこれに噛みついたのだ。 「上司から言われてやることは、すべて業務ですよね? だって、部全員が参加すると言われたら、参加するしかない。なぜ、楽しくもない飲み会に参加させられ、会費まで払わな