このように45時間を超えることで「関連性が徐々に強まる」とされ、何らかの発症を伴った場合は長時間労働が原因と見なされる可能性が高いです。 たとえば、健康であった30代の男性が脳卒中で亡くなったとします。 脳卒中は脳の血管が詰まったり破れたりすることで、ケガなどと異なり正確な原因がわからない病気なのですが、脳卒中で亡くなる前の3ヶ月間、45時間を超える残業が常態化していた場合、この基準に照らし合わせれば「業務が長時間に及んだことと脳卒中が発症したことは関連性が高い」となるのです。 これは法律上でも認められており「因果関係がある」と定義されます。 なぜ、長時間労働をすると死に至るのか?長時間労働と死の因果関係はかなりの研究が進んでおり、近年ではいろいろなことが分かってきています。 例えば、月に60~80時間の残業をすると、脳は心疾患のリスクが2倍から3倍にもなります。 また、長く働けば働くほど
大半がフェイクニュースだった「軍国美談」 大日本帝国が周辺諸国への侵略を繰り返していたあの忌まわしい時代には、犠牲を強いられる臣民(特に近い将来「忠良なる皇軍兵士」となるべき少年たち)を戦場に駆り立てる手段として数多くの「軍国美談」が作られ、新聞や教科書、児童文学などを通じて盛んに宣伝された。 しかし、その大半が事実を巧妙に改変したものであるか、あるいはまったくの創作だった[1]。 美談「水兵の母」が収録された戦前の小学校5年用国語教科書。(略)=資料写真//ハンギョレ新聞社 (略) ■ ねつ造された「水兵の母」 国民を戦争に動員するために日本政府が最も心血を注いだのは「戦争美談」だった。 当時の小学校5年用国語教科書に収録された美談「水兵の母」を見よう。 明治27~28年、戦争(日清戦争)が終わらんとしている時であった。ある日、軍艦高千穂の一水兵が手紙を読みながら泣いていた。通りかかった
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く