川崎市の発表では “待機”児童数は0である という見解。 「え、もう認可外の保育園に預けてるんでしょ? じゃあ待機してないことにするね」 「あ、保護者の方が産休中なんですね。じゃあ待機してないことにするね」 などという、国が決めた 困った定義 によって「待機児童ゼロ」が達成されているのです。 ただでさえ、 「児童数に対して認可保育園が足りていないために、入るのは至難の業」 であるのに、 「各自治体が発表する待機児童数は、必ずしも実態を表していない」 という問題が追い討ちに。 こうして、「待機児童ゼロだけど、入れませんね」 なんていう理不尽な行政対応に振り回されてしまうのです。 東京の待機児童数推移はどうなっているのか さて、ぼくが住んでいるのは東京都の多摩地域。 職場は千代田区の秋葉原。 公共サービスの充実や働きやすさの観点から、都心回帰 の傾向も垣間見えるこの東京では、待機児童数や保育園