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ブックマーク / blog.livedoor.jp/xcrex (2)

  • 自分勝手なミトコンドリアDNA:科学ニュースの森

    2012年08月11日 自分勝手なミトコンドリアDNA 背景: 細胞は生物の基単位であり、その内部には様々な機能を持つ小器官が詰まっている。中にはミトコンドリアのように以前は別種の生物だったと考えられているものも存在し、それらは宿主に対して常に利益になるわけではないこともある。 要約: ミトコンドリアは動植物の細胞内に存在する小器官であり、エネルギーを生成する役割を持つ。ミトコンドリアはかつては独立した生物であったと考えられ、それ独自のDNAを持つ。そのため自身の複製に必要な部分も存在し、植物内のミトコンドリアではものによって宿主細胞に害となってしまうDNAを持つものも発見され、Selfish(セルフィッシュ、自分勝手な)DNAと呼ばれてる。 この度、オレゴン州立大学のDee Denver博士率いる研究チームによって、線虫の細胞内にも同様にセルフィッシュDNAを持つミトコンドリアが発見さ

  • アブラムシの光合成:科学ニュースの森

    2012年08月19日 アブラムシの光合成 背景: 光合成は太陽の光エネルギーを利用して代謝に必要な化学エネルギーを合成する、植物や藻類が主に持っている機能である。光合成を行う動物はこれまで発見されていないが、植物の光合成に利用される色素を持つ動物は発見されている。 要約: アブラムシはとても奇妙な生物学的特徴を持っている。妊娠した状態で産まれてくるメスや、口がないために繁殖行動の直後に死んでしまうオスなどがいる。このような特徴に加えて、フランスはソフィア・アンティポリスにあるソフィア・アグロバイオテック研究所のAlain Robichon博士らによって、アブラムシが光合成によってエネルギーを得ている可能性が示された。 アブラムシは他の動物と違いカロテノイドと呼ばれる色素を合成する能力を有している。多くの動物は、健康な免疫系を保ったり特定のビタミンを生成したりといった様々な機能に、この色素

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