パソコンからの音を出力するデバイスとして、アンプ内蔵型のアクティブスピーカーが広く使われている。ただアクティブスピーカーは拡張の余地が少ない。パソコンにしてもオーディオ機器にしても、拡張する「のびしろ」があるからこそワクワクするものだと考える筆者にとって、アクティブスピーカーはあまりにまとまりすぎているのである。 そんなことを考えていたところ、ケンウッドから魅力的な製品が登場した。「Prodino CORE-A55」という製品で、パソコンとの接続を前提とした2chのアンプとスピーカーがセットになったもの。もちろんスピーカーは取り替えられるので、自分の好みにあった音を探して試行錯誤できる。 小型の本体にてんこ盛りの入力端子 フルデジタルアンプということもあり、本体はかなり小さい。アンプ本体のサイズは幅170×奥行き144×高さ42mmで、液晶ディスプレーと机の隙間など、ちょっとしたスペースに