インターネット上で詐欺など違法行為への協力者を誘うためにつくられた「闇サイト」。平成19年に闇サイトで知り合った男3人が女性を殺害する事件が起こり、社会問題化した。それから警察の指導やネット業者の自主規制、今年4月には警視庁が闇サイト対策専門の特命チームを創設するなど、官民で対策強化が進んでいる。だが、表現の自由の問題から闇サイトそのものを取り締まる法律はなく、いまだに多くの怪しげなサイトが跋扈(ばっこ)しているのが現状だ。撲滅は可能なのだろうか−。(福田涼太郎)「とぎんのみ」 字を変え削除の網逃れ 《高差 かなり高額で買い取ります。※とぎんのみ》 《うちこバイトの紹介です。日給三万円〜》 《免許証、卒業証明書など作成、完璧な仕上がりでリピーター多数》 《偽五千円札売ります!》 携帯電話のインターネットで、「闇」「裏」といった言葉に「仕事」「求人」などを加えたキーワードを検索すると、簡単に