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ブックマーク / totodaisuke.asablo.jp (4)

  • 炎上マーケティング: 生命保険 立ち上げ日誌

    正月明けに、事故で大騒ぎになった某社。炎上マーケティングが奏功して、絶好調とのこと。ニュースでやればやるほど、そのサイトにアクセスが殺到し、HP上で提供されている別のオファリングが購入されているとのこと。恐るべし、炎上マーケティング。 もちろん事業の特性(サイトで提供しているある商品の品質が、他の商品の品質とは相関がない)が大きいのでしょうが、ネットで炎上し、テレビで取り上げられ、ネットのリアルビジネスに波及する、という好循環(?)が生まれている。 これまではネットでどれだけ話題になっても、それがテレビなどマスメディアに波及してリアルな世界に影響を及ぼす、ということはなかった。例えばyoutubeで話題になった、なんだっけ、秋葉原でゴレンジャーが登場するナイキのCM、ネット上ではかなりBuzzしたけど、実世界で知っている人はほとんどいなかった。 しかし、昨年からは、Wikileaksやら尖

  • 書籍の「フリー」化で、出版社は損をするのか: 生命保険 立ち上げ日誌

    生命保険のカラクリ、無料ダウンロードを開始してから数日間。気になるので、Twitter での皆さんの反応を読んでいます。Twitter は皆の「脊髄反射的」な反応が読めて、面白い。 * 今回の背景などについては、講談社の新しいウェブサイト、「現代ビジネス」の対談にまとめられていますので、ご参照ください http://gendai.ismedia.jp/articles/-/280 さて、出版社からしてみると、「お金を取れたのに無料で配ることの機会損失」がどの程度あるか、仮説を立ててみる。 全体の人数を100%とすると、 (a) この、前から気になっていたので、ただでダウンローできて、超ラッキー! → 2-3%?と仮定するのは思い上がり?そもそも知っている人は全体の人数からすると少ないのでは?基的な、機会損失はこの部分の人数。 (b) 知らなかった(97-98%) とりあえず、ダウンロー

  • 書籍は「フリー」になるか: 生命保険 立ち上げ日誌

    生命保険の仕事をはじめてから、業界人が理解している「生命保険」と、一般人が理解しているそれとの間に、大きな乖離があることを知った。 自動車保険を選ぶのに悩む人はいないし、ましてやコンサルティングを受ける人はいない。「事故にあったときの保障」について、自分にとって最適な、保険料と保障の組み合わせを選ぶだけだ。 生命保険も、来は同じはずである。にもかかわらず、仕組みは著しく複雑化し、多くの人が自分で理解できない、説明できない商品を、購入している。また、簡単に複数の保険会社を比較できないので、ほとんど同じものを、とても割高な価格で買っている。 売り手と買い手との間の知識のギャップ、情報の非対称性は、少なからずどの業界にも存在するものだが、ここまで大規模なものはみたことがない。多くの売り手は、自分が自信を持って薦められない商品、自分では買わないような商品を、日夜販売している。 ほとんどの国民が、

  • 信じる力: 生命保険 立ち上げ日誌

    ライフネット生命保険株式会社 代表取締役副社長 埼玉生まれ(草加の病院、籍は長らく川越市)の千葉育ち(幼稚園から中学まで佐倉市ユーカリが丘)。学生時代は高田馬場と東中野の寮で過ごす。「出身は?」の質問については、相手によって使い分けている。 学生時代はジャズ研に所属(ビル・エヴァンス, ミシェル・ペトルチアーニ, ブラッド・メルドーなどが好き)。社会人になってからは、文楽の美しさに魅せられ(吉田蓑助、桐竹勘十郎などの芸に唸ってます)、3か月に1度の東京公演は欠かさず見ている。 著書: 「生命保険のカラクリ」 (2009年 文藝春秋) 「東大×ハーバードの岩瀬式!加速勉強法」 (2009年 大和書房) 「金融資主義を超えて」 (2009年 文春文庫) 「超凡思考」 (2009年 幻冬舎 共著) 「ハーバードMBA留学記」 (2007年 日経BP社) 訳書: 「ハーバードビジネススクール 

    mure
    mure 2009/08/05
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