ウィルコムが今年2月に発売したPHS端末。ピンクや青などカラフルな5色展開で、若者を中心に人気がある ソフトバンクは2日、会社更生手続き中のPHS事業者ウィルコム本体の支援にも参加すると発表した。成長が見込める次世代の高速PHS事業だけを支援する方針だったが、顧客離れが深刻な既存のPHS事業の軟着陸にも手を貸し、全面支援する。既存PHSは、約400万の顧客に迷惑がかからないよう、携帯電話や次世代技術への転換を促しながら順次縮小する。 ウィルコム株を100%持つ予定の国内ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)から株を譲り受け、子会社化する。出資比率などは今後、AP側と詰める。ソフトバンクからウィルコムに事業家管財人も派遣する。 約400万人の顧客へのサービスが途切れないよう、ソフトバンク携帯の利用を働きかけるほか、ソフトバンクがウィルコムから引き継ぐ次世代高速PHS事業(XGP)
ソフトバンクは8月2日、会社更生法の適用を申請したウィルコムのスポンサーとなり、現行PHS事業の再生を支援すると発表した。 ウィルコムの再生支援についてソフトバンクは、XGP事業の譲受とPHS事業のコスト削減に協力することで合意していたが、このほど管財人から現行PHS事業への直接支援を要請されたことから、スポンサー契約を締結。ウィルコムに事業家管財人を派遣するとともに、今後の事業運営と更生計画に必要な支援を行うことで合意した。 ウィルコムは今後、ソフトバンクの支援を受けて10月14日までに提出予定の再建計画を作成するとともに、410億円の債務返済に取り組む。 関連記事 かさむXGP投資、PHSとの両立が難しく――ウィルコム 久保田氏 ウィルコムの代表取締役社長を務める久保田幸雄氏が会見を開き、会社更生法申請の背景と今後の再建策について説明。XGPへの投資がかさみ、PHSサービスとの両立が難
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