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JR西日本広島支社は、山口線を走る蒸気機関車「SLやまぐち号」(新山口-津和野間、62・9キロ)の今年の運行計画を発表した。3月24日~11月17日の86日間運転する。昨年は東日本大震災で出発を祝う式典を縮小したが、今年は例年通り開催する方針。 やまぐち号はJR新山口駅(山口市)と津和野駅(島根県津和野町)を結び、土日祝日や夏休みを中心に運行。9月29日~10月21日の運転日には「ポニー」の愛称のC56形と「貴婦人」の愛称で人気のC57形を連結する重連運転も計画している。 運行初日は、東日本大震災を受けて昨年見送った「一日子ども車掌」による整備士への花束贈呈などを催す予定。やまぐち号復活記念日の8月1日や運行終盤の11月17、18日にはイベントを計画し、運行日を除く春休みと夏休みの計6日間は、新山口駅で運転席に座れる体験などができる「SL展示」を昨年に続き実施する。 今年は延べ5万6000
JR西日本は21日、「ポニー」の愛称で親しまれ、「SL北びわこ号」として北陸線米原-木ノ本間を走っている「C56形160号機」の解体検査を京都市下京区の梅小路運転区で報道陣に公開した。 「全般検査」と呼ばれる4年に1度の検査で、車両の機器と装置を分解して部品を一個ずつ調べ、不具合があれば修理する。 160号機は昭和14(1939)年製。解体は今月1日から始まり、運転台や車輪もはずしてバラバラにして検査している。点検部品数は約1万点にのぼるという。 この日公開されたのは、長さ約6.7メートル、直径約1.3メートル、重さ約8トンの円柱状の赤いボイラーの解体。車体から引き離し、クレーン2台でつり上げ、トレーラーに載せ、大阪市北区のボイラー点検工場に向けて搬出した。 点検は5月下旬まで行い、その後組み立てる予定。
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