渡島大野駅 解体始まる*「北斗の歴史」*れんが倉庫、市が保存(2012/02/04) 駅舎から取り外された「渡島大野駅」の看板 【北斗】北海道新幹線新函館(仮称)駅の路盤工事に伴い取り壊されるJR渡島大野駅(市内市渡)の駅舎の解体作業が3日始まり、駅名の看板などが撤去された。解体は20日までに完了する予定。また、明治時代から駅構内に残るれんが造りの倉庫を北斗市が駅舎解体後に移設し、保存することも決まった。(則定隆史) 渡島大野駅の駅舎がある場所には、2015年度末に開業する新幹線のホームが建設され、鉄道建設・運輸施設整備支援機構が近く路盤工事に取りかかる予定。JR北海道は駅舎の撤去に先立ち、先月13日からプレハブの仮駅舎を使用している。 1988年に改築された現在の駅舎は75平方メートルの木造平屋。取り外された縦40センチ、長さ2メートル50センチの看板はクレーンでつられ、ゆっくりと地面に