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2014年8月15日のブックマーク (2件)

  • 家計消費は戦後最大級の落ち込み - 経済を良くするって、どうすれば

    いや、激烈な結果だったね。4-6月期のGDP速報の結果は、家計消費が-5.2%(年率-19.2%)にもなった。しかも、「除く帰属家賃」だと-6.2%に広がる。そのため、在庫が急増し、これが成長を支えることとなった。実質成長率は年率-6.8だが、もし、在庫増が1-3月期の駆け込みでの減少を復元する程度だったら、-8.8%まで行っていただろう。 消費の落ち込みは、1997年の前回の消費増税の時を上回り、比較可能な1994年以降で最大のもので、リーマン・ショックや東日大震災も超える。思い起こせば、基準は異なるが、オイルショックで狂乱物価があった1974年1-3月期が-5.7%であったから、これに匹敵する、40年ぶり、戦後最大級のショックである。これを人為的に起こしてしまったわけで、相当に深刻な事態だ。 他方、今日の日経の一面トップは「景気は緩やか回復続く」だが、民間調査機関の見通しは、7-9月

    家計消費は戦後最大級の落ち込み - 経済を良くするって、どうすれば
  • 母の就業と子のジェンダー意識の関連

    「何をいまさら」というテーマですが,誰もが利用可能な公的調査の結果を使って,この問題に関するデータをつくっておこうと思います。 用いるのは,内閣府の『我が国と諸外国の若者の意識に関する調査』(2013年度)です。先日,ローデータを入手しましたので,自分の関心に沿う独自の集計も可能です。 http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/thinking/h25/pdf_index.html 私は,13~19歳(以下,10代)の伝統的性役割観への意見が,母親の就業状態によってどう変わるかを明らかにしました。伝統的性役割観とは,「男は外で働き,女は家庭を守るべし」というものです。調査では,「賛成」「反対」「わからない」の3択で答えてもらっています(問15)。 この設問への回答が,母親の就業状態によってどう違うか。日の10代サンプル508人を,母がフルタイム就業の者,パート

    母の就業と子のジェンダー意識の関連