先日、貧困支援の現場に身を置くと相談者には「頑張りすぎて」しまう人が多いということを痛感するという旨のツイートをした。 貧困支援の現場に身を置いてみてホントに強く感じたことだけど、相談者には「頑張りすぎて」しまう人が多い。日本では子どもの頃から「しんどくても頑張れ」と言われることが多いけど、この教育は抜本的に変えた方がいい。子どもに第一に教えるべきは「しんどくなる前にSOSを出すこと」ですよ。 — 永井悠大 (@nytissue) December 7, 2020 貧困と努力に関わる議論においては、きまって「頑張れるのに貧困なんておかしい」といった意見をよく目にする印象があったが、引用リツイートなどの内容を見ると今回は割と共感を示してくださる人が多かったのに驚いた。 他方で、全く「頑張らない(ように見える)人」がいないのかというと勿論そんなことはない。 現場で多くの困窮者と出会えば出会うほ
![「貧困は自己責任か否か」という不毛な議論に、終止符を。|永井悠大](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a31a35df06791fa1ffa451139e33d1f002dee2b4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F40689998%2Frectangle_large_type_2_3b404b6fa33e47c7d4fcb3ef50794312.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)