厚生労働省は28日、東京都内で新たに1613人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の金曜日より172人増えました。前の週の同じ曜日を上回るのは12日連続です。 また、人工呼吸器かECMO=人工心肺装置を使っている重症の患者は27日と同じ4人でした。 一方、感染が確認された4人が死亡しました。
国立がん研究センターなどは、肺がんの患者に対して抗がん剤と2種類の免疫療法の薬を併用する治療法の効果を確かめる臨床試験で、予期したより多い7%の患者が肺の炎症などで亡くなったとして、この臨床試験を中止したと発表しました。この治療法は保険適用もされていて同じ治療を受けている患者は主治医と相談するよう呼びかけています。 国立がん研究センターなどのグループは、がんが再発して進行した「非小細胞肺がん」の患者に対し抗がん剤に加えて2種類のがんの免疫療法の薬、オプジーボとヤーボイをあわせて投与する治療法と、別の治療法のどちらがより有効か比較する臨床試験をおととしから進めていました。 グループによりますと、この治療法を受けた148人のうちの7.4%にあたる50代から70代の患者11人が肺の組織に炎症が出る「肺臓炎」や血液中に炎症を起こす物質が出され高熱や血圧の低下を引き起こす「サイトカイン放出症候群」な
今月、投票が行われた埼玉県議会議員選挙で当選した、日本維新の会の候補の支援者が、告示前に有権者十数人に飲食を提供したとして、公職選挙法違反の疑いで逮捕されました。 逮捕されたのは、埼玉県草加市の内田佳伯容疑者(78)です。 警察によりますと、今月9日に行われた埼玉県議会議員選挙の告示前に、支援する候補者を当選させるため、草加市内の飲食店で有権者十数人に、ひとりあたり数千円相当の飲食を提供したとして、公職選挙法違反の供応などの疑いが持たれています。 警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。 関係者によりますと、容疑者は草加市の選挙区で当選した、日本維新の会の中村美香議員を支援していたということです。 警察は容疑者が選挙区内の有権者を集めて、飲食を提供したとみて当時の状況や詳しいいきさつを調べています。 支援者の逮捕について日本維新の会埼玉県総支部は「情報収集中のため現時点で
国の重要文化財に指定されている滋賀県東近江市の寺の本堂で、NHK大阪放送局の職員らがドラマのロケでリハーサルを行った際、建物の一部を破損しました。 NHKは「貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします」としています。 破損したのは滋賀県東近江市にある百済寺の本堂の外側に設けられた濡れ縁と呼ばれる部分です。 25日午後、NHK大阪放送局の職員らが百済寺の許可を得て、次の連続テレビ小説「ブギウギ」のロケでリハーサルを行った際、濡れ縁の床板を支える木材が折れ床板がおよそ20枚、5メートルにわたって外れました。 リハーサルには出演者10人が参加していましたが、いずれもけがはありませんでした。 百済寺の本堂は、国の重要文化財に指定されており、NHKはこの日のロケを直ちに中止し、百済寺に謝罪するとともに関係機関に報告しました。 NHKは「貴重な文化財を破損したことを深くお詫びいたします。関係機関
元議員と新人の争いとなった衆議院山口2区の補欠選挙は自民党の新人で公明党が推薦した岸信千世氏が初めての当選を果たしました。 衆議院山口2区の補欠選挙の開票結果です。 ▽岸信千世、自民、新、当選、6万1369票。 ▽平岡秀夫、無所属、元、5万5601票。 自民党の新人で公明党が推薦した岸信千世氏が初めての当選を果たしました。 岸氏は東京 港区出身の31歳。大学を卒業後、民放の記者を経て衆議院議員だった父親の秘書を2年余り務めました。 選挙戦で岸氏は安全保障の強化や人口減少対策の必要性などを訴えました。 そして自民党や推薦を受けた公明党の支持層を固めたほか支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集め、初めての当選を果たしました。 2区の確定投票率は42.41%で前回・2年前の衆議院選挙を9.20ポイント下回り、過去最低となりました。 岸信千世氏は「皆様のおかげで素晴らしい結果になった。選挙
以前、ジャニーズ事務所に所属していた男性が当時の社長で4年前に亡くなったジャニー喜多川さんに性的な行為を受けていたと会見で述べたことなどを受けて、ジャニーズ事務所が社員や所属タレントへの聞き取り調査を行ったことが分かりました。 ジャニーズ事務所をめぐっては、以前、事務所に所属していた男性が当時の社長で2019年に亡くなったジャニー喜多川さんに15歳のころから性的な行為を受けていたと会見で述べました。 関係者によりますとこうしたことなどを受けてジャニーズ事務所は、社員や所属するタレントへの聞き取り調査を行うとともに取引先の企業に対し、対応について説明する文書を送ったということです。 文書では、こうした報道や告発について真摯(しんし)に受け止めているとした上で現時点では問題は確認されていないものの、社内でのヒアリングのため十分であるとは考えていないなどと説明しているということです。 また、すで
日本に留学している23歳の香港の女性が、先月、香港に一時戻った際に、国の分裂をあおったとして、香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕されました。女性は日本滞在中にインターネットに香港独立に関する投稿をしたということで、海外での行為も取り締まりの対象としているこの法律が日本での活動に適用されたのは初めてとみられます。 香港の警察は先月8日、23歳の女性がインターネットに香港の独立を扇動するメッセージを投稿し、国の分裂をあおったとして、香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕したと発表しました。 関係者によりますと、女性は日本の大学に留学中で、日本滞在中の2019年からおととしにかけて香港の独立に関するメッセージをSNSに投稿していたということです。 女性は先月、香港に一時戻った際に逮捕され、その後、保釈されましたが、パスポートの提出を求められ、日本に戻れなくなっています。 3年前に施行された香
国民民主党の会派に所属する上田清司参議院議員は、20日の委員会での法案採決の際、下を向いていたため、参議院の職員に声をかけられたことについて、「考え事をしていた」などと釈明しました。 上田議員は、20日の参議院内閣委員会で「内閣感染症危機管理統括庁」を新たに設置するための法案の採決が行われた際、席に座ったまま下を向いていましたが、駆け寄ってきた参議院の職員から声をかけられると、顔を上げ、すぐに起立して賛成しました。 上田氏は21日午後、国会内で記者団に対し「考え事をしていて立ち上がるのがワンテンポ遅れた。声をかけられなくても、ツーテンポ遅れて起立していたと思うが、今後気をつけないといけないかもしれない」と釈明しました。 また、記者団が「居眠りしていたと受け取られかねない」と指摘したのに対し、「目をつぶっているのを居眠りと言われても、人間はずっと目を開けていることはできず、年をとればとるほど
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