2日夜、JR川越線で、単線の線路上に上りと下りの車両が互いに近づいて停止するトラブルがありました。およそ3時間、乗客が車内に閉じ込められた状態となり、JRがトラブルの原因を調べています。 2日夜10時前、JR川越線の、さいたま市の指扇駅と川越市の南古谷駅の間で、いずれも10両編成の上りと下りの車両が、およそ数百メートルまで互いに近づき停止するトラブルが起きました。 この影響で、川越線は大宮駅と川越駅の間でおよそ3時間にわたって運転を見合わせ、このかん、2つの車両のあわせて200人ほどの乗客が車内に閉じ込められた状態となりました。 3日午前1時すぎに運転を再開し、JR東日本によりますと、体調の悪くなった人などはいなかったということです。 川越線は、一部を除き多くが単線で、通常は、駅など特定の地点で上下線がすれ違う運行をしているということで、JRがトラブルの原因を調べています。 埼玉県川越市の