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  • 2012年ノンフィクションの話題②――石井光太「遺体」選評騒動 - 平成引用句辞典=気になるフレーズ

    野村進 この人は、社会的弱者への共感ではなく、むかしの見世物小屋的な指向で題材を選んできたような気がします。しかも徹底的に取材しているわけでもない。とりわけ、海外にいて反論できない社会的弱者を晒し者や作り話のネタにしてもいいのかと私は思いますね。 第一、題材がこんなに重いのに、内容はなぜこんなに類型的で予定調和的なのでしょうか。このようなテーマでのノンフィクションの量産は事実上不可能なのに、なぜ次から次へと出せるのか。ようするに単なるネタ扱いで苦しむ人々に正面から真筆に向き合っていないためではありませんか。 ――激論!講談社ノンフィクション賞選考会 『g2』11号2012.09.20 2012年ノンフィクションの話題②――石井光太「遺体」選評騒動 上掲は、2012年7月20日の第34回講談社ノンフィクション賞選考会での候補作石井光太『遺体』に関しての野村進選考委員の発言(『g2』11号掲載

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