密室に閉じ込められた状態から、部屋に隠された手がかりを探して脱出を試みる“脱出ゲーム”。Flashゲームで世界的に流行し、今では教室や遊園地を舞台に『リアル脱出ゲーム』が開催されるなど、社会現象にまで発展したゲームジャンルですが、このジャンルを確立したのが日本人クリエーターの作品だということはご存知でしょうか? その作品は、TAKAGISMの高木敏光氏が2004年にFlashゲームとして公開した『CRIMSON ROOM』。この“脱出ゲーム”の金字塔とも言える作品がスマートフォン用アプリ『CRIMSON ROOM ’11』として公開されています。 「クリムゾンルーム」という名前が示すとおり、舞台となるのは赤い壁の部屋。アート色の強いグラフィックや緊張感のあるサウンドはそのままに、パソコンのクリック操作をスマートフォンのタップ操作に変えてプレイできます。タップした場所が反応したり、長押しする