現代のブラウザ戦争が本格的に始まったのは2004年のことだ。Mozillaの「Firefox」が2004年、「Internet Explorer」(IE)の完全かつ絶対的な市場支配に戦いを挑み、それから5年足らずでユーザー数を0人から数億人に伸ばすことに成功した。 Googleも2008年、「Google Chrome」ブラウザを発表して、それに続いた。Chromeは2012年にはFirefoxに追いついた。 この戦いは2014年に遂に終結したのかもしれない。 この10年間で多くのことが変わった。現在、モバイルデバイスの台数は従来のPCを上回っており、デスクトップブラウザの重要度はモバイルウェブクライアントやアプリに大きく劣るようになってしまった。現在の主要なプレーヤーは、Appleのモバイル版「Safari」とGoogleのChromeだ。Mozillaは大きな過渡期を迎えており、Mic
Hypertext Markup Language(HTML)の次版は何年も前から開発が行われているが、完成までにはまだ数年かかる見通しだ。 具体的に言うと、World Wide Web Consortium(W3C)のHTML Working Groupは米国時間2月14日、HTML5を推奨標準として正式に認定するのは2014年第2四半期になるとの見通しを発表した。この長いスケジュールは、HTMLを流動的に更新される「生きている標準」にしようという別の取り組みとは対照的だ。 HTML5は、1999年にHTML 4.01がリリースされて以来、初めての改定版となる。次世代のウェブページ記述言語であるHTML5の機能には、動画と音声再生のサポート、2次元グラフィックス向けの「canvas」要素、円滑なプログラミングを可能にする「article」などの新しい構造ラベル、また、さまざまなスタイルが
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